「オールシーズンタイヤって本当に使えるの?」「雪が降ったときは大丈夫?」「スタッドレスを買わなくても平気?」そんな疑問を持って、このページにたどり着いた人も多いと思います。タイヤは安い買い物ではないからこそ、失敗したくないし、できれば一度で正解を選びたいですよね。
この記事では、オールシーズンタイヤがどんなタイヤなのかをやさしく説明しながら、どんな人に向いているのか、逆に選ばない方がいいケース、後悔しない選び方まで、はじめての人にも分かるように整理しています。さらに、今すぐ検討できるおすすめモデルも比較つきで紹介します。
読むことで、①自分にオールシーズンタイヤが合っているかが分かる、②夏タイヤ・スタッドレスとの違いがはっきりする、③選ぶときに見るべきポイントが分かる、④買うならどれが安心か判断できるようになります。
結論から言うと、オールシーズンタイヤは「雪がたまに降る地域で、タイヤ交換の手間を減らしたい人」にはとても相性がいい選択です。本当に自分に合うのか、どれを選べばいいのかを、ここから一緒に確認していきましょう。
目次
- オールシーズンタイヤとは?
- 夏タイヤ・スタッドレス・オールシーズンの違い
- あなたはオールシーズンを選ぶべきか?【適性診断】
- オールシーズンタイヤのメリット・デメリット
- 失敗しないオールシーズンタイヤの選び方
- 今すぐ選ぶべきオールシーズンタイヤ10選
- ダンロップ(DUNLOP) 155/65R14 75H SYNCHRO WEATHER シンクロウェザー オールシーズンタイヤ 4本セット
- グッドイヤー(GOODYEAR) オールシーズン 165/65R15 81H Vector 4Seasons Hybrid タイヤのみ・ホイールなし 4本セット
- PIRELLI(ピレリ) オールシーズン 205/55R16 CINTURATO ALL SEASON SF 3 94V XL タイヤのみ・ホイールなし 4本セット
- 【4本セット】ミシュラン(MICHELIN) CROSSCLIMATE 2(クロスクライメート 2) 195/65R15 95V XL
- 4本セット HANKOOK Kinergy 4S2 H750 165/65R14 79T オールシーズンタイヤ 4本
- 255/45R19 104Y XL ブリヂストン TURANZA ALL SEASON 6 ENLITEN (トランザ オールシーズン 6 エンライトン) BRIDGESTONE オールシーズンタイヤ 【タイヤ単品/1本販売】
- ダンロップ(DUNLOP) 145/80R12 80/78N オールシーズンタイヤ
- クムホSOLUS〈ソルウス〉 4S HA32|225/55R18 102V XL|オールシーズンタイヤ|4本セット
- ミシュラン(MICHELIN) クロスクライメート CROSSCLIMATE 2 オールシーズンタイヤ 単品 4本
- 215/55R17 オールシーズンタイヤホイールセット MINERVA(ミネルバ) ALL SEASON MASTER + Verthandi VW-S10 17×7.0 +48 114.3×5 BK/P
- 結局どれを選べばいい?
- 購入前に多い疑問・不安
- まとめ|オールシーズンタイヤはこんな人に最適
オールシーズンタイヤとは?
オールシーズンタイヤとは、その名前の通り「1年中使えること」を目的に作られたタイヤです。夏タイヤのように乾いた道や雨の日を普通に走れつつ、軽い雪道でも動ける性能をあわせ持っています。
「夏タイヤか、スタッドレスか」で迷っている人の“中間の選択肢”とも言えます。ただし、どんな道でも完璧に走れる魔法のタイヤではありません。
ここではまず、オールシーズンタイヤを一言で表すと何なのか、次に「走れる道・走れない道」の現実ライン、そして多くの人が勘違いしやすいポイントをわかりやすく解説します。
オールシーズンタイヤを一言でいうと何か

オールシーズンタイヤを一言でいうと、「夏タイヤをベースに、軽い雪にも対応できるよう作られたタイヤ」です。
多くの人が「冬タイヤ寄りなのかな?」と思いがちですが、実際は逆で、基本は夏タイヤに近い乗り味です。乾いた道・雨の日・高速道路など、普段の生活で一番多く走る場面に強く、そのうえで「突然の雪」にもある程度対応できるように作られています。
イメージとしては、こんな立ち位置です。
夏タイヤ ─────── オールシーズン ─────── スタッドレス
(夏特化) (万能寄り) (雪特化)
オールシーズンタイヤは、ゴムのやわらかさと表面の溝(みぞ)の形を工夫することで、
- 夏の暑さでもふにゃふにゃになりにくい
- 雨の日でも水を外に逃がしやすい
- うっすら積もった雪なら噛んで進める
という性質を持っています。
また、多くのオールシーズンタイヤには「スノーフレークマーク」と呼ばれる雪の結晶のマークが付いています。これは、一定の雪道テストをクリアしたタイヤにだけ付く印で、このマークがあるタイヤは「簡単な雪道用タイヤ」として扱われます。
つまりオールシーズンタイヤは、
- 普段は普通のタイヤとして使えて
- たまの雪にも対応できて
- 履き替えをしなくていい
という「生活を楽にするためのタイヤ」だと言えます。
走れる路面・走れない路面の現実ライン

オールシーズンタイヤを選ぶうえで一番大切なのは、「どこまでなら安全で、どこから先は無理なのか」を正しく知っておくことです。
まず、問題なく走れる路面は次のような場所です。
- 乾いた道(普段の街中)
- 雨の日の道路
- 冬の冷えたアスファルト
- うっすら雪が積もった道路
- 踏み固められた圧雪路(白くなった生活道路)
この範囲なら、オールシーズンタイヤは日常使用として十分な性能があります。特に最近のモデルは雨の日に強く、冬の冷たい雨でも滑りにくいのが特徴です。
一方で、はっきり「向いていない路面」もあります。
- ツルツルに凍った道(アイスバーン)
- 山道の深い雪
- 除雪されていない積雪路
- スキー場周辺の本格的な雪道
こういった場所では、スタッドレスタイヤ(雪専用タイヤ)との差がはっきり出ます。オールシーズンは「止まる・曲がる・進む」すべてで限界が早く、無理をするととても危険です。
図解イメージ
【安心ゾーン】
乾いた道 / 雨 / 冷えた道路 / うっすら雪 / 圧雪
↑ オールシーズンで十分対応
【危険ゾーン】
凍結 / 深雪 / 山道 / 豪雪地帯
↑ スタッドレス必須
つまりオールシーズンタイヤは、
- 「雪がたまに降る」
- 「積もってもすぐ溶ける」
- 「基本は街中走行」
という環境で一番力を発揮するタイヤです。

よくある誤解(万能ではない)

オールシーズンタイヤで一番多い失敗は、「名前のイメージ」で期待しすぎてしまうことです。
よくある誤解を先に整理します。
・スタッドレスの代わりになる
・どんな雪道も走れる
・冬用タイヤと同じ安全性がある
・オールラウンド=最強
結論から言うと、オールシーズンタイヤは「万能」ではありません。
あくまで「夏タイヤに雪対応を足したタイヤ」であって、「雪道に特化したタイヤ」ではありません。雪国や山道で使う前提なら、スタッドレスの方がはるかに安全です。
もう一つ多い誤解が、「冬だけのタイヤ」というイメージです。実際は、オールシーズンタイヤは夏の使用も想定して作られています。だからこそ、
- 高速道路を走れる
- 真夏でも使える
- 雨の日の性能が高い
という強みがあります。
オールシーズンタイヤの正しい理解は、
- 雪道最強ではない
- でも一年中使えて
- たまの雪に困らない
という立ち位置です。
この「立ち位置」を知らずに買うと、
「思ったより雪に弱い…」
「中途半端だった…」
という後悔につながります。
逆に、使う環境をきちんと合わせれば、「もうタイヤ交換しなくていい」「急な雪でも慌てなくていい」という大きなメリットを実感できるタイヤでもあります。
夏タイヤ・スタッドレス・オールシーズンの違い
タイヤ選びで迷う一番の理由は、「結局どれが自分に合っているのか分からない」ことです。夏タイヤ・スタッドレス・オールシーズンは、それぞれ得意な道と苦手な道がはっきり違います。ここをあいまいなまま選ぶと、「思っていたのと違った…」と後悔しやすくなります。
この章では、3種類のタイヤの役割をかみくだいて説明しながら、どんな場面で力を発揮するのか、逆にどこが限界なのかを整理していきます。
夏タイヤの強みと限界

夏タイヤは、私たちが普段いちばん目にしている「普通のタイヤ」です。新車を買ったときに最初から付いていることが多く、基本的には一年のほとんどをこのタイヤで走る人が多いと思います。
夏タイヤの最大の強みは、乾いた道と雨の日にとても強いことです。タイヤのゴムはかたすぎず、やわらかすぎず、暑い夏でもしっかり形を保ちます。そのため、
- ブレーキをかけたときに止まりやすい
- カーブで安定しやすい
- 高速道路でもふらつきにくい
- 燃費が悪くなりにくい
といったメリットがあります。
また、雨の日に強い理由は、タイヤの溝が「水を外に逃がす形」になっているからです。これにより、タイヤと道路の間に水の膜ができにくく、滑りにくくなります。
一方で、夏タイヤにははっきりした限界があります。それが雪と氷にとても弱いという点です。
気温が下がると、夏タイヤのゴムはだんだん硬くなります。ゴムが硬くなると、地面にくっつく力が弱くなり、
- 少しの雪でも発進できない
- ブレーキが止まらない
- カーブで簡単に滑る
といった危険な状態になります。
夏タイヤは「見た目に雪が少ない道路」でも、気温が低いだけで性能が大きく落ちます。
まとめると夏タイヤは、
- 春・夏・秋の普段使いは最強
- 雨の日・高速道路に強い
- 雪と氷にはほぼ無力
という、はっきり「夏向け」に作られたタイヤです。
スタッドレスの強みと限界

スタッドレスタイヤは、雪と氷の上を安全に走るための専用タイヤです。寒い地域や、雪道を走る人にとっては命を守る重要な装備です。
スタッドレスの一番の特徴は、ゴムがとてもやわらかいことです。気温が低くなっても硬くなりにくく、雪や氷にピタッとくっつきます。さらに、タイヤの表面には細かい切れ目(サイプ)と呼ばれる溝がたくさんあり、これが雪や水をつかんでくれます。
その結果、
- 凍った道でも止まりやすい
- 深めの雪でも進みやすい
- 坂道でも発進しやすい
という強さを持っています。
特にアイスバーン(ツルツルに凍った道)では、スタッドレスと他のタイヤでは安心感がまったく違います。
ただし、スタッドレスにも弱点があります。
- 乾いた道ではブレーキが少し弱い
- カーブでふにゃっとした感覚が出やすい
- 減りが早い
- 燃費が悪くなりやすい
- 夏に使うと一気に寿命が縮む
これはゴムがやわらかいためです。暑い時期に使うと、消しゴムのようにどんどん減ってしまいます。
スタッドレスは「冬専用タイヤ」です。夏に履きっぱなしは安全面でもコスパ面でもおすすめできません。
まとめるとスタッドレスは、
- 雪・氷の上では最強
- 冬の安全性は別格
- その代わり夏の普段使いには向かない
という、はっきり「冬特化」のタイヤです。

オールシーズンがハマるポジション

オールシーズンタイヤは、夏タイヤとスタッドレスの「間」を埋める存在です。どちらか一方の完全な代わりではなく、「日常+たまの雪」に対応するためのタイヤだと考えると分かりやすくなります。
図で表すと、こんなイメージです。
夏タイヤ 【普段最強・雪×】
↓
オールシーズン 【普段○・雪△】
↓
スタッドレス 【普段△・雪◎】
オールシーズンは、ゴムの硬さと溝の形を工夫することで、
- 夏でも問題なく使える
- 雨の日に強い
- 軽い雪道なら対応できる
というバランス型になっています。
特に力を発揮するのは、
- 雪が年に数回しか降らない
- 積もってもすぐ溶ける
- 街中の移動が中心
- タイヤ交換が面倒・保管場所がない
といった生活スタイルの人です。
この場合、夏タイヤだと雪の日が怖く、スタッドレスだとオーバースペックになります。その中間にピタッとはまるのがオールシーズンです。
逆に、
- 毎年しっかり雪が積もる
- 山道をよく走る
- スキーに行く
なら、オールシーズンは役不足です。
まとめるとオールシーズンタイヤは、
- 夏タイヤほど快適ではないが十分使える
- スタッドレスほど雪に強くないが日常雪なら対応できる
- 「履き替え不要」という大きな価値がある
という「ちょうどいい場所」に存在するタイヤです。
あなたはオールシーズンを選ぶべきか?【適性診断】
オールシーズンタイヤはとても便利ですが、誰にでも万能な選択ではありません。大切なのは「どんな地域に住んでいるか」「どんな道を、どれくらい走るか」「車に何を求めているか」です。
ここを間違えると「思っていたより雪道が怖い」「逆にスタッドレスほど必要なかった」と後悔につながります。この章では、オールシーズンが向いている人・向いていない人を整理しながら、自分に合うかどうかをチェックできるようにしていきます。
オールシーズンが向いている人

オールシーズンタイヤが本当に力を発揮するのは、「ほとんどは普通の道を走るけど、たまに雪が心配になる」という人です。具体的には、次のようなタイプです。
- 住んでいる地域で雪が年に数回しか降らない
- 積もっても数センチで、すぐ溶ける
- 通勤・買い物など街中走行が中心
- タイヤの履き替えや保管が面倒
- 「完全な雪道性能」より「手間の少なさ」を重視
こうした人にとって、オールシーズンはとても合理的です。普段は夏タイヤに近い感覚で走れて、急な雪でも「まったく動けない」という状態を避けられます。
特に大きなメリットは、タイヤ交換が不要という点です。タイヤ交換には、
- 費用(工賃)
- 待ち時間
- 保管場所(家や倉庫)
が必要になります。オールシーズンならこれが一切いりません。
また、「突然の雪でも仕事に行かなければならない」「スタッドレスに替えるほどではないが不安」という人には、安心材料になります。
・関西・関東の平野部
・雪はニュースになるレベル
・普段は乾いた道と雨の日がメイン
オールシーズンは、「雪国向け」ではなく「都市部・雪が少ない地域向け」のタイヤだと考えると、失敗しにくくなります。

オールシーズンを選ぶと後悔しやすい人

逆に、オールシーズンを選ぶことで後悔しやすいのは、「冬道に強さを求める人」です。
- 毎年しっかり雪が積もる地域に住んでいる
- 凍った坂道や山道を走ることが多い
- スキー・スノーボードに行く
- 早朝・深夜など除雪前の道を走る
こういった場合、オールシーズンでは力不足になることが多く、「動けるけど怖い」「止まれる気がしない」と感じやすくなります。
オールシーズンはあくまで「軽い雪まで」です。氷の道(アイスバーン)や、踏み固められた雪では、スタッドレスとの差がはっきり出ます。
また、
- 高速道路をよく使う
- ブレーキ性能を最優先したい
- 走りの安定感に強くこだわる
という人も、基本は夏+スタッドレスの履き替えの方が満足度は高くなります。
「オールシーズンなら雪道も安心」という思い込みは危険です。命を守る性能はスタッドレスの方が上です。
後悔しやすい人の共通点は、「冬の道に安心感を強く求めている」ことです。その場合は、オールシーズンは妥協になりやすい選択です。
地域・使い方別の判断目安

ここでは、「地域」と「使い方」を組み合わせて、分かりやすい判断目安を示します。
| 地域・使い方 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 都市部・雪ほぼなし | 夏タイヤ | 雪性能は不要、普段性能重視 |
| 都市部・年に数回雪 | オールシーズン | 急な雪対策と手間削減 |
| 郊外・たまに積雪 | オールシーズン or 履き替え | 走行頻度で判断 |
| 雪国・積雪多い | スタッドレス必須 | 安全性が最優先 |
さらに、自分の使い方を次のステップで確認してみてください。
ステップ1:冬にどれくらい雪があるか?
→ 数回レベルならオールシーズン候補
ステップ2:雪の日も必ず運転するか?
→ はいなら性能重視、いいえなら利便性重視
ステップ3:走る道は?
→ 坂・山・早朝が多いならスタッドレス
この3つで「不安」が多く残るなら、オールシーズンよりスタッドレスの方が後悔しにくいです。逆に「そこまで雪に関わらない」なら、オールシーズンはとても便利な選択になります。
オールシーズンタイヤのメリット・デメリット
オールシーズンタイヤは「便利そう」というイメージだけで選ぶと、満足する人と後悔する人に分かれます。その差は、メリットを正しく理解しているか、デメリットを知った上で選んでいるかです。
ここでは、実際に使っている人の評価で多いポイントをもとに、良い面と悪い面の両方を整理し、「自分がどちら側になりそうか」を判断できるように解説します。
実際に満足度が高いメリット

オールシーズンタイヤで満足している人に共通しているのは、「性能」よりも「生活のラクさ」を重視していることです。特に評価が高いメリットは次の3つです。
- タイヤ交換がいらない
- 急な雪でも動ける安心感
- 保管・管理の手間がゼロ
① タイヤ交換がいらない
通常は、夏前と冬前にタイヤを交換します。お店に行けば数千円、混雑すれば待ち時間もかかります。オールシーズンなら一年中そのままでOKです。忙しい人ほど、このメリットは大きく感じます。
② 急な雪でも動ける安心感
オールシーズンは、溝の形とゴムの工夫により、軽い雪なら前に進めます。「積もると思ってなかった」「朝起きたら白かった」という場面で、車を動かせるかどうかは大きな差になります。
③ 保管場所・管理が不要
スタッドレスを持つと、使わないタイヤをどこかに置く必要があります。重い・汚れる・邪魔。オールシーズンならその問題がなくなります。
・タイヤ屋に行かなくてよくなった
・雪予報に振り回されなくなった
・家がスッキリした
オールシーズンのメリットは、「運転性能」よりも「暮らしのストレスを減らすこと」にあります。ここに価値を感じる人ほど、満足度は高くなります。
購入前に必ず知るべきデメリット

一方で、オールシーズンにははっきりした弱点もあります。ここを知らずに買うと、「思ってたのと違う」となりやすいです。
- 雪道性能はスタッドレスより下
- 夏タイヤより静かさ・燃費が落ちやすい
- 価格がやや高め
① 雪道性能はスタッドレスより下
オールシーズンは雪でも走れますが、止まる・曲がる力はスタッドレスに及びません。特に凍った道では差が大きく出ます。「滑らずに走れる」ではなく「慎重に走れる」と考えるのが現実的です。
② 夏性能も“最高”ではない
夏タイヤは静かさ、燃費、カーブの安定感を重視して作られています。オールシーズンは雪も考えるため、どうしても妥協が入ります。ロードノイズ(走るときのゴー音)が少し大きくなったり、燃費がわずかに落ちることがあります。
③ 値段が少し高い
同じサイズの夏タイヤより高めになることが多いです。ただし、スタッドレスを別で買うことを考えると、トータルでは安くなるケースもあります。
「スタッドレスの代わり」と思って買うと、期待とのズレが大きくなります。
オールシーズンは「全部そこそこできる」タイヤであって、「どれも最強」ではありません。
「中途半端だった」と感じる人の共通点

オールシーズンを「中途半端」と感じる人には、はっきりした共通点があります。
- 冬の安全性を最優先していた
- 走りの快適さに強くこだわる
- 使用環境がオールシーズン向きではなかった
① 冬の安心感を求めすぎていた
「雪道でもスタッドレス並み」を期待すると、ほぼ確実に不満が出ます。ブレーキ距離(止まるまでの長さ)や登坂性能(坂を登る力)は別物です。
② 夏の走りにこだわりがある
静かさ・キビキビ感・燃費に敏感な人は、夏専用タイヤとの差を感じやすいです。
③ 使い方が合っていなかった
雪が多い地域、坂が多い地域、早朝運転が多い場合は、オールシーズンの守備範囲を超えやすくなります。
図解風にすると、次のイメージです。
雪性能 ↑ スタッドレス
|
| オールシーズン
|
| 夏タイヤ
+----------------→ 夏性能
オールシーズンはちょうど真ん中にあります。この「真ん中」に価値を感じるか、「どちらかに寄せたい」と思うかで、評価は大きく変わります。

失敗しないオールシーズンタイヤの選び方
オールシーズンタイヤは「どれも同じ」に見えがちですが、実際はモデルごとに性能差がかなりあります。選び方を間違えると、「思ったより滑る」「うるさい」「すぐ減った」と感じやすくなります。
ここでは、初心者でも失敗しにくいように、最低限チェックすべきポイントを順番に解説します。難しい数値よりも、「何を基準に選べばいいか」を中心に見ていきましょう。
スノーフレークマークは最低条件

オールシーズンタイヤを選ぶとき、まず必ず確認してほしいのがスノーフレークマークです。
これは、山の中に雪の結晶が描かれたマークで、「一定の雪道テストをクリアしたタイヤ」という証明です。
❄ /▲\ ← この中に雪マークがある
このマークがない「オールシーズン風タイヤ」も存在しますが、雪道性能は期待できません。最低ラインとして、必ずスノーフレークマーク付きのモデルを選びましょう。
理由はシンプルで、このマークがあるタイヤは、
- 発進できるか
- 曲がれるか
- 止まれるか
といった雪道テストを実際に受けています。マークなしは「メーカーの自己申告」に近い存在です。
「M+S」とだけ書かれているタイヤは、雪対応を名乗れますが、厳しいテストは受けていません。安心感はスノーフレーク付きが上です。
オールシーズン選びは、まず「スノーフレークがあるか」を入口にしてください。ここを外すと、雪の日に後悔しやすくなります。
メーカー・モデルで差が出る理由

同じ「オールシーズン」でも、メーカーやモデルによって性能はかなり違います。その理由は、タイヤが
- ゴムの配合
- 溝の形
- 中の構造
まで、完全に別物だからです。
たとえば、ゴムが硬めだと夏は安定しますが、冬は滑りやすくなります。逆に柔らかいと雪には強くなりますが、夏は減りやすくなります。メーカーごとに「どこを重視するか」が違うため、性格の違うタイヤになります。
また、溝の形も重要です。細かい溝が多いと雪をつかみやすくなり、大きな溝が多いと雨を外に逃がしやすくなります。つまり、
- 雪寄りモデル
- 雨・街乗り寄りモデル
が存在します。
さらに、有名メーカーはテスト量が多く、急なブレーキや長期間使用などを想定して作られています。その分、価格は少し高めですが、「想定外の怖さ」が出にくい傾向があります。
・安心感重視 → 有名メーカー
・価格重視 → 口コミと評価を必ず確認
「オールシーズンだから同じ」ではなく、「どんな性格のオールシーズンか」を見ることが、失敗を減らすポイントです。
「雪より雨」を重視すべき理由

オールシーズンタイヤで本当に重視すべきなのは、実は雨の日の性能です。
理由は簡単で、
- 雨の日 → 毎年たくさんある
- 雪の日 → 地域によっては年に数回
だからです。
雨の日は、タイヤと道路の間に水の膜ができ、ブレーキが効きにくくなります。これを防ぐ力を「排水性能」と言います。溝がしっかり水を外に逃がせるタイヤほど、雨でも止まりやすくなります。
オールシーズンは雪を意識するあまり、雨性能が弱いモデルもあります。すると、雪の日よりも、雨の日の方が怖いタイヤになります。
現実的には、
- 大雨の高速道路
- マンホールの上
- 白線・横断歩道
こうした場面の方が事故リスクは高くなります。
・「ウェット性能(雨性能)」の評価が高いか
・レビューに「雨で安心」と書かれているか
オールシーズンは「たまの雪」より「いつもの雨」で選ぶ。この考え方を持つだけで、日常の満足度は大きく上がります。
寿命・静音性・燃費で見るポイント

最後に、長く使う上で効いてくるのが「減りにくさ」「うるささ」「燃費」です。
寿命(減りにくさ)
オールシーズンは一年中使うため、減りやすいモデルだと交換が早く来ます。口コミで「〇年持った」「減りが早い」という声は必ずチェックしましょう。
静音性(音の小ささ)
溝が多いタイヤほど音は出やすくなります。「ロードノイズが静か」「うるさくない」という評価が多いモデルは、長距離でも疲れにくくなります。
燃費
タイヤは転がる抵抗で燃費が変わります。「低燃費設計」と書かれているモデルは、ガソリン代にも影響します。
| 見るポイント | チェック方法 |
|---|---|
| 寿命 | レビュー・使用年数 |
| 静かさ | 「静音」「うるさくない」口コミ |
| 燃費 | 商品説明・評価 |
雪性能ばかりに目が行きがちですが、実際に後から効いてくるのはこの3つです。ここまで見て選ぶと、「思ってたより快適だった」と感じやすくなります。
今すぐ選ぶべきオールシーズンタイヤ10選
タイヤ選びを先延ばしにすると、急な天候変化や無駄な出費につながりがちです。ここでは、失敗しにくく満足度が高い基準で厳選。比較しながら、自分に合う1本をすぐ見つけられます。
ダンロップ(DUNLOP) 155/65R14 75H SYNCHRO WEATHER シンクロウェザー オールシーズンタイヤ 4本セット
この「オールシーズンタイヤ」は、一年を通して履き替え不要で使えるタイプとして人気のモデルです。街乗りや雨の日の走行でも安定したグリップが期待でき、多くのユーザーから「静かで乗り心地が良い」と評価されています。
スノーフレークマーク付きで、軽い雪道にも対応する設計。スタッドレスほど雪に強くない一方、履き替えの手間や保管の負担を減らせるのが大きな魅力です。初めてオールシーズンタイヤを選ぶ人や、通勤・買い物中心のドライブにも適した1本としておすすめできます。
グッドイヤー(GOODYEAR) オールシーズン 165/65R15 81H Vector 4Seasons Hybrid タイヤのみ・ホイールなし 4本セット
このオールシーズンタイヤは、4シーズンを通して履き替え不要で使える設計で、通勤や買い物など日常走行に適した1本です。雨の日や軽い雪道でも安心して走れるバランス性能が魅力で、季節ごとのタイヤ交換や保管の手間を減らしたい人にぴったり。
特に都市部や雪の少ない地域のドライブに向いており、「急な天候変化でも慌てたくない」という方の負担を軽くします。手間と出費を抑えつつ、1本で年間を通して走りたい人におすすめです。
PIRELLI(ピレリ) オールシーズン 205/55R16 CINTURATO ALL SEASON SF 3 94V XL タイヤのみ・ホイールなし 4本セット
このピレリのオールシーズンタイヤは、雨の日や軽い雪道でも安心して走れるバランス設計で、街乗り〜通勤まで幅広く使える1本です。ピレリは世界的にも評価が高いタイヤメーカーで、静粛性や乗り心地の良さにも定評があります。
スタッドレスほど極端な雪道性能はありませんが、スノーフレークマーク付きモデルなら冬のちょい雪でも安心感があり、履き替えの手間やタイヤ保管の負担を減らしたい人にぴったり。年間を通して使える万能タイヤを探している人におすすめできる選択肢です。
【4本セット】ミシュラン(MICHELIN) CROSSCLIMATE 2(クロスクライメート 2) 195/65R15 95V XL
このミシュランのオールシーズンタイヤは、年間を通して高いバランス性能を求める人におすすめの1本です。雨の日のグリップ性能やライフ(寿命)の長さに定評があり、「静かで乗り心地が良い」と評価されています。
スノーフレークマーク付きで、軽い雪道でも安心感があり、季節ごとのタイヤ交換や保管の手間を減らしたい人にぴったりです。特に通勤・買い物・街乗りを中心に使う人には、日常の快適性と安全性を両立したモデルとして選ばれています。初めてのオールシーズンタイヤにも安心しておすすめできます。
4本セット HANKOOK Kinergy 4S2 H750 165/65R14 79T オールシーズンタイヤ 4本
このオールシーズンタイヤは、韓国ブランドの定番モデルとして評価されている1本です。年間を通して履き替え不要で、雨の日のグリップ性能や日常の走行安定性に配慮した設計が魅力になります。タイヤ交換の手間や保管スペースの負担を減らしたい人や、雪が少ない地域での通勤・買い物中心のドライブに向いています。
スタッドレスほどの極端な雪性能はありませんが、軽い積雪や雨の日の安心感を高めたい人には適した選択肢です。コストを抑えながら年間使えるオールシーズンタイヤを探している人におすすめできます。
255/45R19 104Y XL ブリヂストン TURANZA ALL SEASON 6 ENLITEN (トランザ オールシーズン 6 エンライトン) BRIDGESTONE オールシーズンタイヤ 【タイヤ単品/1本販売】
ブリヂストンのオールシーズンタイヤは、「一年中安心して走りたい」という人に向けたバランス型モデルです。夏場のドライ路面や雨の日の走りやすさを重視しながら、急な雪にも対応できる設計が特徴で、タイヤの履き替えや保管の手間を減らしたい人に向いています。
スタッドレスほどの雪道性能はありませんが、都市部や雪が少ない地域での日常使いには十分実用的です。国産メーカーならではの品質重視で、オールシーズンタイヤを初めて選ぶ人にも検討しやすい1本です。
ダンロップ(DUNLOP) 145/80R12 80/78N オールシーズンタイヤ
このダンロップのオールシーズンタイヤは、日常の街乗りや商用車でも使いやすいバランス設計が魅力です。雨の日や軽い雪道でも安定したグリップ力を発揮し、季節ごとのタイヤ交換や保管の手間を減らしたい人に適しています。
スタッドレスほどの雪道性能はありませんが、スノーフレークマーク付きモデルならちょっとした雪でも安心感があり、都市部や雪の少ない地域でのドライブにおすすめです。年間を通して履き替え不要なタイヤを探している人に選ばれやすい1本です。
クムホSOLUS〈ソルウス〉 4S HA32|225/55R18 102V XL|オールシーズンタイヤ|4本セット
クムホ SOLUS HA32 は、通年使用を前提に設計されたオールシーズンタイヤで、晴れ・雨・軽い雪まで幅広い路面に対応するのが特徴です。季節ごとの履き替えが不要なため、タイヤ交換の手間や保管場所の悩みを減らしたい人に向いています。
街乗りから高速道路まで日常使いしやすいバランス型で、「夏タイヤ+スタッドレスの管理が面倒」「突然の雪に備えたい」というユーザーから選ばれやすいモデルです。オールシーズンタイヤを探している人が、まず比較候補に入れたい1本といえるでしょう。
ミシュラン(MICHELIN) クロスクライメート CROSSCLIMATE 2 オールシーズンタイヤ 単品 4本
ミシュラン CROSSCLIMATE(クロスクライメート)は、世界的タイヤメーカー・ミシュランが展開するオールシーズンタイヤシリーズです。夏タイヤとしての走りやすさをベースにしながら、突然の雪や冷えた路面にも対応できる設計が特徴で、「一年中このまま走りたい」「急な天候変化に備えたい」という人に選ばれています。
季節ごとのタイヤ交換を減らしたい人や、街乗りから高速道路まで幅広く使う人に向いたモデルで、オールシーズンタイヤを探している人が必ず比較しておきたい定番候補のひとつです。
215/55R17 オールシーズンタイヤホイールセット MINERVA(ミネルバ) ALL SEASON MASTER + Verthandi VW-S10 17×7.0 +48 114.3×5 BK/P
このオールシーズンタイヤ(ミネルバ Verthandi 114)は、1本で年間を通して使えるタイヤを探している人に向けたモデルです。雨の日や軽い雪道でも走行性能を発揮し、季節ごとの履き替えと保管の手間を省きたい人に適しています。
スノーフレークマーク付きで安心感を持ちながら、街乗りや通勤・買い物などの日常使いで安定したグリップが得られるバランス型です。スタッドレスほどの雪道性能はありませんが、雪が少ない地域やタイヤ交換の負担を減らしたい人にとってコスパの良い選択肢と言えるでしょう。
結局どれを選べばいい?
ここまで読んでも、「理屈は分かったけど、結局どれ系を選べばいいの?」と感じている人は多いと思います。オールシーズンタイヤ選びで大切なのは、完璧な一本を探すことではなく、自分の使い方に合う“方向性”を決めることです。
この章では、目的別に考え方を整理して、迷わず候補を絞れるようにします。
とにかく失敗したくない人向け

「タイヤで怖い思いはしたくない」「変な買い物をしたくない」という人は、まず安心感重視で考えるのが正解です。
失敗しにくい人が共通して見ているポイントは次の4つです。
- 有名メーカーである
- スノーフレークマーク付き
- レビュー数が多く評価が安定している
- 発売からある程度年数が経っている
有名メーカーは、雪道・雨・高速道路など、いろいろな条件で長期間テストされています。極端に尖った性格になりにくく、「大きな不満が出にくい」のが強みです。
また、レビュー数はとても大事です。少数の高評価より、「数百件あって平均的に良い」方が失敗は減ります。そこには、
- 音はどうか
- 減りは早くないか
- 雪の日に困らなかったか
といった実使用の声が詰まっています。
① 有名メーカー → ② スノーフレーク → ③ レビュー確認 → ④ サイズ適合
「尖った安さ」や「聞いたことのないブランド」に惹かれやすい人ほど、まずは王道寄りから選ぶ方が後悔しにくくなります。
コスパ重視の人向け

コスパ重視とは、「安ければいい」ではなく、「支払った金額に対して、どれだけ安心と便利さが得られるか」です。
オールシーズンでコスパを考えるなら、見るべきは次の3つです。
- 寿命(何年・何万km使えそうか)
- 履き替え不要で浮く費用
- 日常性能(雨・静かさ)
たとえば、少し高めでも4〜5年使えるなら、1年あたりの負担は小さくなります。さらに、年2回のタイヤ交換費用や保管代を考えると、オールシーズンの方が結果的に安くなる人も多いです。
また、安価モデルは雪性能だけを売りにして、
- 減りが早い
- 雨で滑りやすい
- 音が大きい
といった弱点が出やすい傾向もあります。
コスパ重視の考え方はこうです。
価格 ÷(使用年数 × 安心感)
これが高いほど、満足度は上がります。
「最安値」だけで選ぶと、買い替えが早くなり、結果的に高くつくことがあります。
レビューで「長く使えた」「普段使いで不満がない」という声が多いモデルは、コスパ面で外れにくいです。

軽・ミニバン・SUV別の考え方

車のタイプによって、重視すべきポイントは少し変わります。
軽自動車
車体が軽いため、タイヤのグリップ(地面をつかむ力)が弱いと滑りやすくなります。軽の場合は、
- 雪・雨性能重視
- 評価が多いモデル
- 減りにくさ
を優先すると安心です。価格が安いサイズが多いので、極端な最安狙いは避けた方が満足度は上がります。
ミニバン
人や荷物をたくさん乗せるため、タイヤにかかる負担が大きくなります。ここでは、
- 耐久性
- 安定感
- 雨の日のブレーキ性能
が重要です。静音性も、家族の快適さに直結します。
SUV
車重が重く、タイヤサイズも大きいため、
- 排水性能
- 剛性(ぐにゃっとしない強さ)
- 雪道での登坂性能
を重視すると失敗しにくくなります。SUVは見た目重視で選びがちですが、性能差が出やすいジャンルです。
| 車種 | 重視点 |
|---|---|
| 軽 | グリップ・雪雨性能 |
| ミニバン | 耐久・安定・静音 |
| SUV | 剛性・排水・登坂 |
「どの車に付けるか」から考えると、選ぶ方向性がはっきりして、迷いにくくなります。
購入前に多い疑問・不安
オールシーズンタイヤは便利そうに見える一方で、「本当に大丈夫なの?」という不安も出やすい商品です。ここでは、購入前によく聞かれる疑問をひとつずつ整理し、できるだけ現実に即した形で答えていきます。良い面だけでなく、限界ラインもはっきりさせることで、後悔しない判断ができるようにしていきましょう。
本当に雪道は走れるのか

結論から言うと、オールシーズンタイヤは「軽い雪道までなら走れる」が正解です。
新品で、スノーフレークマーク付きのオールシーズンであれば、
- うっすら積もった道
- シャーベット状の雪
- 住宅街の低速走行
こういった状況では、きちんと発進・走行ができます。
ただし、
- 凍った道(ツルツルの黒い路面)
- 踏み固められた雪
- 急な坂道
になると、スタッドレスとの差ははっきり出ます。ブレーキを踏んだときの止まる距離、曲がるときの安定感は、オールシーズンの方が弱くなります。
・白くなっただけ → ○
・ザクザク雪 → △ 慎重に
・カチカチ氷 → × できれば走らない
つまり、「雪が降っても一応動ける」「家に帰れる可能性を上げる」タイヤです。「雪道でも安心して走りたい」なら、スタッドレスが必要です。
車検・冬用タイヤ規制は大丈夫か

まず車検についてですが、オールシーズンタイヤは普通に車検に通ります。夏タイヤと同じ扱いで、溝の深さやヒビなど、通常の基準を満たしていれば問題ありません。
次に「冬用タイヤ規制」です。これは、雪や凍結時に「冬用タイヤを付けていない車は通行禁止」という道路ルールです。
スノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤは、基本的にこの冬用タイヤ扱いになります。
つまり、
- チェーン規制 → 原則必要
- 冬用タイヤ規制 → 走行可能
となるケースが多いです。
「チェーン必須」と書かれている場合は、オールシーズンでもチェーンが必要になることがあります。
地域や道路管理者によって判断が変わることもあるため、「スノーフレーク付きか」「現地の規制」をセットで考えるのが安全です。
高速道路・長距離走行は問題ないか

オールシーズンタイヤは、高速道路や長距離走行も問題なく使えます。設計自体は夏タイヤに近く、速度記号(スピードに耐える性能)も高速走行を前提に作られています。
ただし、体感面では次の違いが出やすくなります。
- ロードノイズ(ゴー音)がやや大きい
- ハンドルが少し重く感じる
- 燃費がわずかに落ちる場合がある
これは、雪にも対応するために溝が多く、ゴムが柔らかめだからです。
長距離をよく走る人は、
- 静音性評価
- 高速走行レビュー
- 燃費に関する口コミ
を事前に見ておくと、ギャップが減ります。
安全面で言えば、乾いた高速道路では大きな問題は出にくいですが、雨の高速ではタイヤ性能の差が出やすくなります。だからこそ、オールシーズン選びでは「雨性能」が重要になります。
夏+冬タイヤより損しないのか

これは「お金」と「手間」の両方で考える必要があります。
お金面
夏+スタッドレスの場合、
- タイヤ2セットの購入費
- 年2回の交換費用
- 保管費用(人によっては)
がかかります。
オールシーズンはタイヤ1セットなので、初期費用は高めでも、トータルでは安くなる人も多いです。
手間・時間
予約、移動、待ち時間、保管場所の確保。これらが一切不要になります。
逆に、雪が多い地域ではスタッドレスが別に必要になるため、オールシーズン+スタッドレスになり、損になりやすいです。
・雪は年に数回
・タイヤ交換が面倒
・都市部メイン
結局は、「スタッドレスが必要な地域かどうか」で損得は決まります。必要ない地域なら、オールシーズンはコスパも満足度も高くなりやすい選択です。
まとめ|オールシーズンタイヤはこんな人に最適
オールシーズンタイヤは、「雪が少ない地域で、タイヤ交換の手間を減らしたい人」にとって、とても合理的な選択です。普段は街乗りや雨の日が中心で、たまに雪が心配になる程度なら、夏タイヤとスタッドレスを使い分けるよりも、安心とラクさを一度に手に入れられます。
一方で、しっかり雪が積もる地域や、凍結路を走る機会が多い人には向いていません。大切なのは「性能の高さ」ではなく、「自分の生活に合っているか」です。そこを見誤らなければ、オールシーズンは“中途半端”ではなく、“ちょうどいいタイヤ”になります。
もしあなたが、天気予報に振り回されたり、履き替えのたびに時間やお金を使うのが面倒だと感じているなら、今が見直しどきです。下の比較リストから、自分の車と使い方に合う候補をチェックして、無駄のない1本を選んでみてください。



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