初心者必見!ドライブレコーダーの選び方と基本知識まとめ

アクセサリー・用品

いまや多くの車に取り付けられている「ドライブレコーダー」。
万が一の事故やあおり運転など、トラブル時の証拠になるため、ドライバーにとってとても大切なアイテムです。

でも、「ドライブレコーダーってそもそも何?」「どれを選べばいいの?」「取り付け方がわからない…」といった疑問を持つ初心者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ドライブレコーダーの基本的な仕組みや必要性、種類や選び方、初心者におすすめのモデルや取り付け方法まで、やさしく解説します。
これから購入を考えている方はもちろん、「自分で取り付けられる?」「どの機能が必要?」と悩んでいる方にも、参考になる内容です。

安全・安心なカーライフのために、ぜひチェックしてみてください。

目次

ドライブレコーダーってなに?仕組みをやさしく解説

ドライブレコーダー(略してドラレコ)は、車の運転中に起きた出来事を映像で記録してくれるカメラのことです。事故やトラブルがあったときに「何があったのか」をはっきりさせるため、多くの車に取り付けられています。

ここでは、ドライブレコーダーの役割や仕組み、取り付け場所について、わかりやすく解説します。

ドライブレコーダーの役割とは?

ドライブレコーダーの一番の役割は、「事故やトラブルの記録を残すこと」です。車に乗っていると、予期せぬ事故やあおり運転にあうことがあります。そのときにドライブレコーダーが録画していれば、「どちらが悪かったのか」をはっきり証明する証拠になります。

役割の一例は以下のとおりです:

  • 事故の原因や状況を記録

  • あおり運転や危険運転の証拠映像になる

  • 駐車中のいたずらや当て逃げも録画できる(※対応機種の場合)

  • 自分の運転を見直して安全運転に役立てる

たとえば、信号待ちで後ろから追突されたとき、ドライブレコーダーの映像があれば、過失割合(どちらが何%悪いか)を決めるときにも有利になります。

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どうやって録画されているの?

ドライブレコーダーは、エンジンをかけると自動で録画を始める仕組みになっています。録画したデータは、小さな「microSDカード」に保存されます。常に録画を続けており、容量がいっぱいになると古い映像から順に自動で上書きされる仕組みです。

録画方式には以下の3つがあります:

録画の種類 特徴
常時録画 エンジンON中ずっと録画(事故に限らず走行中の映像も)
衝撃検知録画 衝突や急ブレーキの衝撃を感じたときだけ録画
駐車監視録画 停車中でも動きや振動を感じたら自動録画(対応機種のみ)

録画画質はフルHD(1920×1080)が主流で、最近は夜間でも明るく撮れる「ナイトビジョン」機能付きモデルもあります。スマホと連携できるモデルなら、撮影した映像をすぐにスマホで確認することも可能です。

どこに取り付けるの?

ドライブレコーダーは、基本的にフロントガラスの上部中央あたりに取り付けます。そこが視界の邪魔にならず、かつ道路をしっかり記録できる場所だからです。最近は、「ミラー型」ドライブレコーダーもあり、ルームミラーと一体化してスッキリ取り付けられるタイプも人気です。

主な取り付け位置と目的:

カメラの位置 目的・役割
フロントガラス 前方の映像を録画する(基本)
リアガラス 後方からのあおり運転や追突の記録に便利
車内(室内カメラ) タクシーなどで乗客の様子を記録する用途も

取り付けは両面テープや吸盤で簡単にできるものが多いですが、熱で落ちやすいこともあるため、信頼できる方法でしっかり固定することが大切です。また、取り付け位置は法律で「運転の妨げにならないこと」が定められているので注意しましょう。

ドライブレコーダーは必要?付けるメリットとは

ドライブレコーダーは、事故が起きたときの記録だけでなく、日常の運転でも役立つことがたくさんあります。ここでは、ドライブレコーダーをつけることで得られる3つの大きなメリットを、具体例とともに解説します。

事故の記録が証拠になる

交通事故は、突然起こることがあります。そのとき「どちらが悪いのか」を正しく伝えるのは、とてもむずかしい場合もあります。目撃者がいなかったり、相手がウソをついたりすることもあります。

でも、ドライブレコーダーがあれば、事故の様子が映像でハッキリ残るので安心です。

例えばこんなとき:

  • 信号無視で突っ込んできた相手との事故

  • 交差点での出会い頭の衝突

  • 駐車場での接触事故

こうした場面では、録画されていた映像が、警察や保険会社への証拠として使われることがあります。
「自分は悪くない」と言える証拠になるので、過失割合(責任の比率)で損をしないためにも重要です。

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あおり運転やトラブル防止にも効果的

最近ニュースでもよく見かける「あおり運転」。無理な車間距離でついてきたり、クラクションを何度も鳴らしたりする危険な運転です。ドライブレコーダーがついていると、こうしたあおり運転の証拠を録画できるので、警察に通報する際にも安心です。

また、ドライブレコーダーがついていること自体が、

  • 「録画されている」と思わせてトラブルを避けられる

  • 自分自身も安全運転を意識するようになる

といった予防効果もあります。

後方カメラ付きモデルなら、後ろからのあおり運転もしっかり記録できるのでおすすめです。

保険の証拠や裁判資料になることも

万が一の事故で保険を使うとき、保険会社は「どちらにどれくらいの責任があるか」を確認します。その際、ドライブレコーダーの映像があると、スムーズに話が進むことがあります。

たとえば:

  • 映像があれば、事故の流れや位置関係が一目でわかる

  • 停車中にぶつけられたときも、動かぬ証拠になる

  • 言いがかりや虚偽の証言から身を守る材料にもなる

さらに、事故が裁判になった場合でも、証拠として提出できることが多く、信ぴょう性の高い資料として評価されることがあります。

つまり、ドライブレコーダーはただの「カメラ」ではなく、あなたの身を守る“目撃者”になってくれる大切なアイテムなのです。

ドライブレコーダーの主な種類とは

ドライブレコーダーにはいくつかのタイプがあり、それぞれ得意なことや使い方が少しずつ違います。ここでは「前だけ撮るタイプ」や「前後を撮るタイプ」「360度見えるタイプ」など、主な種類ごとの特徴や違いについてやさしく紹介します。

前方のみ撮影するタイプ

このタイプは、フロントガラスにカメラをつけて前だけを撮影するシンプルなドライブレコーダーです。価格も安めで、はじめて使う人にも手が出しやすいのがポイントです。

特徴は以下のとおりです:

  • 主に「正面の事故」や「前方の交通状況」を記録できる

  • カメラ1つなので取り付けも簡単

  • 価格帯:5,000円〜15,000円程度のモデルが中心

ただし、後ろからのあおり運転や追突には対応できないため、後方の安全も気になる方には向いていません。運転の記録だけでなく、トラブル対応も考えるなら、前後カメラモデルがおすすめです。

前後2カメラタイプ

前と後ろの両方を同時に撮影できる、2つのカメラを持ったドライブレコーダーです。
最近ではこのタイプが一番人気で、家庭用車でも多く使われています。

特徴は次のとおり:

  • 前方の事故+後方からの追突やあおり運転にも対応

  • 証拠として残る映像の幅が広い

  • リアカメラはリアガラスや室内に設置するタイプがある

  • 価格帯:10,000円〜25,000円程度が多い

たとえば、信号待ちで後ろからぶつけられた場合も、後方カメラでしっかり録画されているので安心です。


360度カメラタイプ

360度カメラタイプは、車の周囲すべてを1台で記録できるドライブレコーダーです。
特殊なレンズ(魚眼レンズ)を使って、前後・左右・車内までカバーできるため、タクシーや営業車などでよく使われています。

特徴:

  • 死角がほぼない(前・後・横・車内まで対応)

  • 駐車中の監視にも強い(特に当て逃げやいたずら)

  • 価格帯:20,000円〜40,000円程度(やや高め)

ただし、映像が湾曲して見える(ゆがむ)ことがあるので、慣れるまで少し見づらい場合も。録画範囲の広さを重視する人におすすめです。

ミラー型・一体型ってなに?

ミラー型ドライブレコーダーは、ルームミラーの形をしたモニター付きのドライブレコーダーです。見た目がすっきりしていて、最近人気のタイプです。

特徴:

  • 見た目は普通のミラーだけど、画面に前後の映像を表示できる

  • バックカメラとしても使えるモデルが多い

  • 夜間でも見やすいデジタルミラーになるタイプもあり

  • タッチ操作で画面を切り替え可能

通常のドライブレコーダーよりも配線や取り付けが少し手間がかかることもありますが、スマートなデザインと使いやすさが両立しているため、最近の車によく選ばれています。

どれを選べばいい?目的別ドライブレコーダーの選び方

ドライブレコーダーは種類が多く、どれが自分に合っているのか迷ってしまうこともあります。ここでは「通勤用」「高速道路中心」「駐車中の監視がしたい」など、使い方や目的に合わせた選び方をわかりやすく解説します。

通勤・送迎など日常使いならこれ

毎日の通勤や子どもの送迎など、短距離で日常的に車を使う人には、基本機能だけを備えたシンプルな前方カメラモデルや前後2カメラタイプがぴったりです。

おすすめポイント:

  • 前後2カメラタイプなら、事故やあおり運転の両方に対応

  • 必要最低限の機能でコスパが良い(1万円前後でも入手可能)

  • 駐車監視は不要なら機能を省いて価格を抑えられる

例:
「コムテック ZDR036」や「ケンウッド DRV-MR760」などは、画質もよく操作も簡単で人気です。

コムテック 車用 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR036

前後WQHD(約370万画素)のカメラ搭載でFull HDの約1.8倍の画素数を実現。
本体(液晶)/フロントカメラ/リヤカメラが別体となるセパレートモデル。液晶画面を手の届きやすい場所へ設置することで設定などが楽に操作可能。
フロントカメラ搭載のドップラーセンサーにより駐車監視モード中の人や車の動きを検出してイベント録画可能(駐車監視モード中のみ)

ケンウッド ドライブレコーダー DRV-MR760

急な録画を手間なく対応 音声コマンド対応
前方の割り込みや後方の急接近を見張る運転支援機能
SDエラーを未然に防止、SDカードメンテナンスフリー機能
フレームレート27.5fbs、207万画素、32GBSDカード付属
最長43時間の長時間録画を実現。

長距離運転や高速道路が多い人向け

高速道路や長距離ドライブが多い人は、高画質+広い録画範囲を重視しましょう。特に、追突事故やトラブルが起きやすい後方カメラがあると安心です。

選び方のポイント:

  • フルHD〜2K画質以上でナンバーもくっきり

  • 広角レンズ(水平画角120度以上)で死角をカバー

  • 夜間対応や逆光補正(HDR/WDR)機能があると安心

また、録画映像をすぐスマホで確認できるWi-Fi搭載モデルも便利です。
例:「VANTRUE N4」「PAPAGO GoSafe S70GS1」など

4K録画 3カメラ 360度 ドライブレコーダー VANTRUE N4 ドラレコ 前後カメラ 4K+1080P

【超強暗視機能 赤外線 WDR ドラレコ】N4ドラレコは3カメラとも夜間の撮影に強いSONY製CMOSセンサー 「STARVIS」を採用し、超明るい業界最大口径F1.4(フロント)、F1.8(車内)とF2.0(リア)レンズで、高性能レンズとCMOSセンサーの相乗効果で暗いトンネルや夜でもキレイに録れるフルハイビジョン録画対応のドライブレコーダーです。

更にドライブにはレーダー探知機もあると便利です。

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駐車中も録画したい人は要チェック

「夜間に車をこすられた」「当て逃げされた」…こんなときに役立つのが駐車監視機能付きドライブレコーダーです。

注目ポイント:

  • エンジンを切っても録画を続けられる(タイムラプス/モーション検知)

  • 外部バッテリーや常時電源ケーブルが必要な場合もある

  • 消費電力が少ないモデルがおすすめ

特に自宅に屋根付き駐車場がない人、アパートや月極駐車場に停めている人は、夜間の防犯対策としても検討する価値があります。

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夜間でもキレイに撮れるカメラを選ぶには

夜道の運転や街灯の少ない場所では、暗くてナンバープレートが読み取れないこともあります。そんなときは、夜間撮影に強いドライブレコーダーを選びましょう。

チェックすべきポイント:

  • 「STARVIS(スタービス)」対応CMOSセンサー搭載

  • 明るさ自動調整機能(WDR・HDR)

  • 赤外線カメラ(室内撮影モデル)も便利

例:「ユピテル Y-3100」や「VANTRUE N5」などは、夜でも明るくハッキリ撮影できると評判です。

ユピテル(Yupiteru) ドライブレコーダー リアデュアル 全方面3カメラ marumie Y-3100 前後/左右/室内記録 夜間対応STARVIS ADAS

全方面3カメラ ドライブレコーダー marumie Y-3100
3カメラで前方/左右/室内の広範囲を昼夜とも高画質に記録。前後2カメラモデルでは記録が出来ない車両左右の側面や室内もしっかり記録。全方面記録ドライブレコーダー
【NEW】高速録画を実現。新技術により、起動範囲を大幅に短縮し、最速2秒で録画を開始
【NEW】自動駐車監視機能搭載。車両のACC/OFFと連動し、駐車監視モードに自動で切り替わります(初期設定:OFF)。駐車監視用配線(+B/ACC電源直結コード)が付属。オプションの配線やユニットは不要

VANTRUE N5 4カメラ ドライブレコーダー 360度 WiFi搭載 ドラレコ ドアパンチ防止

【最先端STARVIS 技術 WDR+HDR 超強暗視機能】フロントカメラには、全世界で先駆けて登場したSTARVIS 2技術搭載のIMX675イメージセンサーを採用、超感光センサーとF1.8の明るいレンズと組み合わせることでさらに暗所での撮像性能を向上させ、街灯のない路地裏のような暗闇でも、クリアな映像が撮影できます。

初心者でも安心!おすすめのドライブレコーダー3選

「はじめてドライブレコーダーを買うけど、どれがいいかわからない…」という方のために、価格・機能・使いやすさのバランスがよいおすすめモデルを3つにしぼってご紹介します。どれも初心者に人気のモデルです。

コスパ重視のシンプルモデル

【商品例】KENWOOD(ケンウッド) DRV-350

KENWOODのDRV-350は、前方のみを録画するシンプルなドライブレコーダーで、「まずは最低限の安心がほしい!」という方におすすめです。

特徴:

  • フルHD画質(1920×1080)で映像がキレイ

  • 衝撃を感じたときだけ録画する「イベント録画」機能あり

  • 価格:8,000円前後(手ごろ!)

  • 取り付けもかんたん&コンパクトで視界のじゃまにならない

ケンウッド ドライブレコーダー DRV-350-L


必要な機能だけにしぼられているので、「初めてのドラレコ入門機」として人気があります。

初心者にやさしい操作性のモデル

【商品例】コムテック ZDR036(前後2カメラ)

コムテック ZDR036は、操作しやすく高機能なのに初心者でも使いやすい2カメラモデルです。

おすすめポイント:

  • 前方+後方を同時に録画できる

  • ノイズ対策済みで、地デジやナビに干渉しにくい

  • 駐車監視機能あり(オプションで常時電源ケーブル接続)

  • 価格:15,000〜20,000円前後

コムテック 車用 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR036 前後370万画素 WQHD


設定もシンプルな日本語メニューで、取扱説明書もわかりやすいので初心者向け。事故対策として、これ1台でかなり安心できます。

スマホ連携できる便利なモデル

【商品例】VIOFO A119 MINI 2(Wi-Fi搭載)

VIOFO A119 MINI 2は、スマートフォンで映像を確認・設定できるドライブレコーダーです。撮影した映像をスマホアプリでその場ですぐ見られるのが便利。

ポイント:

  • Wi-Fiでスマホと簡単に連携できる

  • 駐車監視やGセンサー(衝撃検知)も搭載

  • 超小型でミラー裏にスッキリ取り付け可能

  • STARVISセンサー搭載で夜間もキレイに映る

  • 価格:15,000円前後

VIOFOドライブレコーダー 前後2カメラ 2K + 2K 前後STARVIS 2搭載


「PCにデータを移すのは面倒…」という人にもおすすめ。スマホ中心で使いたい若い世代にもピッタリです。

取付方法と注意点|自分でできる?業者に頼む?

ドライブレコーダーは買っただけでは使えません。車にしっかり取り付けて、電源をつなぐ必要があります。「自分でできるの?」「業者にお願いしたら高い?」などの疑問に答えながら、取り付け方法や注意点を解説します。

シガーソケット接続と直接配線の違い

ドライブレコーダーの電源の取り方には、主に2種類あります。

方法 特徴
シガーソケット接続 車のアクセサリー電源から簡単に取れる。工具不要で初心者向け。
直接配線(電源直結) 車のヒューズボックスから配線。駐車監視機能のある機種向け。

シガーソケット接続は簡単で、配線を差し込むだけでOK。初心者におすすめです。
一方、駐車中の録画をしたい人や、配線を目立たせたくない人は「直接配線(ヒューズボックス接続)」が必要ですが、多少の知識や作業スキルが求められます。

自分で取り付ける手順の流れ

シガーソケット接続なら、自分で取り付けるのも十分可能です。以下の手順で取り付けましょう。

ドライブレコーダーの取り付け手順(基本)

  1. 位置決め
     フロントガラスの上部中央に仮あてして、視界のじゃまにならない場所を確認

  2. 本体を固定
     付属の両面テープや吸盤で本体を貼り付ける

  3. 電源を接続
     付属の電源コードをシガーソケットに差し込む

  4. ケーブルをはわせる
     天井やドアの隙間に沿ってケーブルをスッキリ収納

  5. 録画確認&設定
     画面で録画映像を確認し、日時や画質を設定する

※リアカメラ付きのモデルは、後方までケーブルを延ばす必要があり、難易度が少し上がるため注意しましょう。

プロに頼むと費用はいくら?

「取り付けが不安」「リアカメラもあるし難しそう」という場合は、カー用品店やディーラーに取り付けをお願いすることもできます。

取り付け工賃の目安(2025年現在):

取り付け内容 費用の目安(工賃)
フロントカメラのみ 約5,000〜8,000円
前後2カメラモデル 約10,000〜15,000円
駐車監視機能あり+常時電源 約15,000〜20,000円以上

※工賃は地域や店舗によって変わります。また、ドライブレコーダーの持ち込み可否や保証内容も事前に確認しておきましょう。

「ちゃんと取り付けたい」「トラブルを避けたい」ならプロに頼むのも安心です。

2度程交換しましたが、1人で全部つけれました!

説明書を見れば簡単でした。

録画の保存方法とSDカードの選び方

ドライブレコーダーで録画した映像は、カメラ本体ではなくSDカードという小さな記録メディアに保存されます。ここでは、録画の仕組みや保存形式、そしてSDカードの容量や寿命、選び方のポイントをわかりやすく紹介します。

SDカードの容量と推奨スペック

ドライブレコーダーの映像はmicroSDカードに保存されます。容量が大きいほど長く録画できますが、ドラレコに合ったスペックでなければ録画ミスの原因にもなります。

容量 録画できる時間(目安・フルHD画質)
16GB 約1〜2時間分
32GB 約3〜4時間分
64GB 約6〜8時間分
128GB 約12〜16時間分

選ぶときのポイント:

  • 最低32GB以上が推奨(前後カメラなら64GB以上が安心)

  • Class10/UHS-I(U1またはU3)など、高速書き込みに対応したものを選ぶ

  • ドラレコの取扱説明書で「対応容量の上限」を必ずチェック!

特に安すぎるノーブランド品は避け、信頼できるメーカー(SanDisk、Transcendなど)製を選びましょう。

上書き保存とロック機能のしくみ

ドライブレコーダーは録画し続けるため、SDカードの容量がいっぱいになると、自動で古い映像から上書きしていきます。これを「ループ録画」と呼びます。

ただし、事故など重要な映像まで上書きされては困ります。そこで役立つのがロック機能(イベント録画機能)です。

ロック機能の特徴:

  • 衝撃を検知したとき、自動で「上書きされないフォルダ」に保存

  • 手動でボタンを押して保存ロックすることも可能

  • 「○分前から○分後まで」など一定時間を自動記録

たとえば追突された瞬間、Gセンサー(加速度センサー)が衝撃を感知して自動保存してくれるため、映像が消える心配がありません。

SDカードの寿命と交換目安

SDカードは永遠に使えるものではなく、一定回数の書き込みで寿命を迎えます。古くなると「録画できない」「データが壊れる」といったトラブルの原因に。

寿命の目安:

  • 一般的なmicroSDカード:約半年〜1年で交換推奨

  • 耐久モデル(高耐久品):1年半〜2年持つことも

ドラレコ用として販売されている「高耐久タイプ」のSDカードを選ぶと、長く安心して使えます。また、定期的にフォーマット(初期化)することも、カードを長持ちさせるコツです。

おすすめ:月に1回、SDカードをパソコンまたはドラレコでフォーマットする習慣をつけましょう。

ドライブレコーダーを使う上での注意点

ドライブレコーダーはとても便利な機器ですが、使い方や設置のしかたによっては法律にふれることや、トラブルになる可能性もあります。

ここでは、使うときに気をつけたい3つの重要ポイントを紹介します。

取り付け位置に注意しよう(法律との関係)

ドライブレコーダーをフロントガラスに取り付けるときは、「どこに取り付けてもいい」わけではありません。
道路運送車両の保安基準で、運転手の視界をさえぎらない場所に取り付けることが決められています。

取り付け位置のルール(前方カメラの場合)

  • フロントガラスの上部20%以内の範囲に収める

  • 運転中にミラーやカメラで前が見えづらくならないように

  • ワイパーの拭き取り範囲内が望ましい(雨天時も映像がクリア)

※ルームミラー裏など、運転席から自然に見える場所がベスト!

間違った位置に取り付けると、整備不良や道路交通法違反にあたる場合もあるので注意しましょう。

音声や人の顔を勝手に録ると問題になる?

ドライブレコーダーは、映像だけでなく音声も録音していることが多いです。車内の会話や、映っている他人の顔が記録されることがありますが、プライバシーの問題に注意が必要です。

たとえば:

  • タクシーで乗客の会話や顔を録音・録画していた

  • 知らない通行人がはっきり映ってしまった

  • 車内での個人情報(名前・電話番号など)が録音された

このような場合、個人情報保護の観点から「録画・録音の事前告知」や「外部に公開しないこと」が大切です。
※ドラレコ本体に「録画中」ステッカーを貼っておくのも有効です。

データは定期的に確認・保存しよう

ドライブレコーダーは自動で録画してくれますが、放っておくとデータが壊れていたり、録画できていなかったりすることもあります。

✅ 定期的に確認したいポイント:

  • 正常に録画されているか(映像・音声ともに)

  • SDカードの容量・寿命に問題がないか

  • Gセンサーなどの衝撃検知機能がちゃんと働いているか

また、事故やトラブルの直後に「録画した映像」を保存・バックアップしておくことも大切です。
上書き保存で消えてしまう前に、パソコンやスマホへコピーしておくと安心ですよ。

車の買い替え時にドライブレコーダーはどうする?

車を買い替えるとき、「今のドライブレコーダーはそのまま使えるの?」「また新しく買い直さないといけないの?」と悩む人も多いです。
ここでは、取り外して再利用する方法や、新車に合った選び方、工賃を抑えるポイントを解説します。

取り外して再利用できる?

結論からいうと、多くのドライブレコーダーは再利用可能です。
ただし、いくつかのポイントに注意が必要です。

✅ 再利用のためのチェックポイント:

  • 電源はシガーソケット式か?(差し替えだけで使える)

  • 両面テープの粘着力は残っているか?(交換が必要な場合あり)

  • ケーブルの長さが新しい車にも合うか?(ミニバンや大型車は要注意)

  • リアカメラの取り回しができるか?(取り外しが面倒なことも)

特に前後2カメラモデルは、リアカメラの再配線が手間になるので、工賃とのバランスを考えて判断しましょう。

新車に合うモデルに買い替えるべき?

新しい車に合わせて、性能アップしたモデルに買い替えるのもアリです。たとえば以下のような場合です:

  • ナビ連動・スマホ連携などの機能が気になる

  • 駐車監視機能を新たに使いたい

  • 高画質(2Kや4K)でナンバーをしっかり映したい

  • 前のドラレコが古く、保証切れや不具合が出ている

最近では、ミラー型ドラレコや360度カメラ付きの最新モデルも増えており、「これを機にグレードアップしたい」という人も多くいます。

取り付け工賃の節約方法

車の買い替えと同時にドライブレコーダーを再取り付けする場合、取り付け工賃が気になるところ。少しでも費用を抑える方法はこちらです:

✅ 節約のコツ:

  • 新車購入時にディーラーへ相談する(交渉で無料 or 割引になることも)

  • カー用品店の「持ち込み取り付け」サービスを利用(ネット購入でもOK)

  • 前方のみのカメラにして作業を簡略化する(リアなしは安い)

  • DIYで取り付ける(特にシガーソケット式なら初心者でも可)

目安としては、取り付け工賃は5,000〜20,000円前後
再利用できるパーツが多ければ、その分工賃は安くなります。

ドライブレコーダーのおすすめ商品10選

ここではおすすめのドライブレコーダーを紹介します。

コムテック ドライブレコーダー ZDR055 STARVIS

前後ともにSTARVIS 2搭載で夜間撮影性能が向上。STARVISよりもさらに低ノイズ・高鮮明な映像が記録可能。

ケンウッド(Kenwood)前方・後方撮影ドライブレコーダー DRV-G50W

⽇本国内で徹底した品質管理のもと製造した⾼品質・⾼信頼性の“⽇本製ドライブレコーダー”
前後2 カメラに⾼感度CMOS センサー「STARVIS」を搭載、夜間やトンネルなど暗いシーンも鮮明で、⾼画質な録画が可能

Changer ドライブレコーダー ミラー型 分離【2025進級版&4K+2.5K&ズーム機能&11インチ分離型】

フロントカメラは360度自由に回転できますから、必要に応じて角度調整可能です。フロントカメラには両面テープが付いているので、複雑な穴あけなどの設置は必要なく、フロントガラスに貼り付けるだけで済みます。
T826ドラレコにはリアカメラズーム機能が搭載されています。遠くの車のナンバープレートを確認したり、後方の道路状況を確認したりしたい時、画面上で指をスライドさせるだけで映像を拡大/縮小でき、後方の遠くの状況を鮮明に確認できます。

ユピテル Q-21 全周囲360°ドライブレコーダー マルミエ marumie

HDR(ハイダイナミックレンジ)搭載で白とびや黒つぶれを抑え、より鮮明な映像を記録可能!
360度モデルでありながら、大幅なコンパクト設計で視界の妨げになりにくい!

コムテック 車用 ドライブレコーダー 360度全方位+リヤカメラ搭載 ZDR037

800万画素の高解像度360°カメラで全方位を録画! さらにリヤカメラで車両後方も確実に録画! 車内を含めた前後左右を360°カメラで記録し、後方の映像はリヤカメラがしっかり記録。360°カメラ+リヤカメラで死角なし!

PORMIDO【前後カメラとも60FPS高輝度ソニー製IMX462センサーを採用】ドライブレコーダー ミラー型 前後カメラ

前後カメラに高輝度撮影対応のIMX462センサー内蔵かつ爆光のデジタルインナーミラー、直射日光下でも、映像が見えにくいといったストレスから解放され、安全な運転をサポートします。

PORMIDO ポーミド ドライブレコーダー ミラー型 前後カメラ

従来の仕様は本体からGPS、電源ケーブル、前後カメラ2股中継線を伸引いて見え、見にくいで取り付けも大変だと思われるとあるでしょうか。購入いただいたお客様のご意見をまとめて、1本線仕様のPRD60Cミラー型ドライブレコーダーの改良開発を決めました!

4K UHD 800万画素 3カメラ ドライブレコーダー

業界最高級イメージセンサー ソニー STARVIS 2 IMX678の搭載により、フロントカメラは4K(2160P) 800万画素の超精細画質でリアルな映像を滑らかに撮影し、同時にモーションブラーを抑え、高速移動中もナンバープレートをくっきり記録します。デュアルコア高性能CPUの搭載で4K+1080P+1080Pの超鮮明な解像度で3カメラ同時に記録することを実現できます。

ドライブレコーダー 70mai ドラレコ 前後カメラ SONY製 IMX335センサー 小型

SONY IMX335センサーを搭載している70mai A500S-1 ドライブレコーダーのフロントカメラは超高精細500万画素記録を実現します。超高解像度記録で、前方車や通行人、看板など周囲の状況を従来より約2.7倍くっきりと記録します。

ユピテル(Yupiteru) ドライブレコーダー 前後2カメラ WDT510c



ロント HDR搭載 200万画素FULL HD / リア 100万画素 最大視野角160°/150° Yupiteru
スタンダードモデルながら上位モデルと遜色ない画質と機能を搭載。シンプルながら満足度の高い商品です。 設置が容易なシガープラグコード仕様。

まとめ|まずは自分の使い方に合ったモデルを選ぼう

ここまで、ドライブレコーダーの基本から選び方・取り付け・注意点まで、初心者の方向けにわかりやすく解説してきました。最後に大切なポイントを整理し、あなたに合ったモデル選びのヒントをお伝えします。

必要な機能を整理してから選ぶのがコツ

「ドライブレコーダー」とひとことで言っても、機能や価格、録画範囲はさまざま。まずは自分の使い方に必要な機能を整理することが、失敗しないための第一歩です。

✅チェックしておきたいポイント:

  • 通勤・買い物メイン → 前後2カメラで十分

  • 高速道路が多い → 高画質&広角レンズ

  • 駐車中の監視をしたい → 駐車監視対応モデル+常時電源

  • 夜間も安心したい → STARVISなど夜間特化モデル

  • スマホで映像確認したい → Wi-Fi連携モデル

取付・設定まで考えて購入を

「いいモデルを買ったのに、取り付けが難しかった…」という失敗もよくあります。
ドラレコ選びでは、本体の性能だけでなく、設置方法や対応車種、SDカードの管理なども含めて総合的に考えることが大切です。

  • シガーソケット式なら自分で取り付けやすい

  • 駐車監視を使うならプロ取り付けが安心

  • SDカードは定期的なフォーマット&交換を忘れずに!

安全・安心なドライブのために

ドライブレコーダーは、「事故を防ぐ道具」ではありませんが、“いざというときにあなたを守る証人”になってくれる大切な存在です。

「どちらが悪いか」「なにが起きたか」を映像で残すことで、トラブルやストレスを減らせるだけでなく、自分自身の運転意識も高まります。

ぜひこの記事を参考に、あなたのカーライフにぴったりの1台を見つけて、安全で快適なドライブを楽しんでくださいね!

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