大切な愛車が「ドアパン」や「当て逃げ」の被害に遭っても、相手が逃げてしまえば泣き寝入り…なんてことも。
しかし、サイドまでしっかり撮影できるドライブレコーダー(ドラレコ)を使えば、証拠をバッチリ残すことができます。
本記事では、ドアパンや当て逃げがどう起こるのか、どんなドラレコを選べば録画できるのか、360度カメラ・サイドカメラ搭載モデルの違いや選び方のポイントをわかりやすく解説。
さらに、実際に被害に遭った際の対応方法や、おすすめ機種まで網羅。駐車中のトラブルに備えたい方必見です!
目次
- ドアパン・当て逃げとは?どんな被害が多い?
- ドアパン・当て逃げ対策に最も効果的な方法とは?
- ドライブレコーダーでサイドは撮影できるの?
- サイドを撮影できることのメリットと注意点
- どんなドライブレコーダーなら当て逃げを撮影できる?
- 実際に当て逃げ・ドアパンされた時の対応方法
- ドアパン・当て逃げ対策に強いドラレコの選び方
- おすすめのドライブレコーダーを比較
- サイドが撮影できるおすすめドライブレコーダー10選
- ULOPOPタッチスクリーンサイドカメラ モニター セット
- ユピテル 全周囲360°ドライブレコーダー marumie(マルミエ) SN-ST7710AI
- 電子サイドミラー ドライブレコーダー サイドカメラ サイドモニター
- Antion サイドカメラ フロント/バックカメラ兼用
- ADINKAM ドライブレコーダー ミラー型 Mstarチップ Sony
- Antion 5インチモニター 2個サイドカメラセット AHD IPS液晶モニター
- 電子サイドミラー ドライブレコーダー 1080p FullHD サイドカメラ
- ドライブレコーダー WHSR-S100 Bタイプ サイドカメラ ドアトリム曲面設置用 2カメラ スマートレコ
- ケンウッド outdoor ドライブレコーダー DRV-CW560-K 360°撮影対応
- バックカメラモニターセット 7インチ 1080P 200W画質 120°広角
- 取り付け方法と注意点
- まとめ|しっかり対策して安心のカーライフを
ドアパン・当て逃げとは?どんな被害が多い?
ドアパンや当て逃げは、駐車中の車に多いトラブルです。
小さな傷やへこみでも、修理には高額な費用がかかることがあります。
ここでは、ドアパンと当て逃げの違いや、実際によくある被害について解説します。
ドアパンはどうやって起こる?
ドアパン(ドアパンチ)とは、隣に駐車した車の人がドアを開けたときに、自分の車に「ゴン」とぶつけてしまうことです。
このような状況でよく起こります
・子どもが勢いよくドアを開けたとき
・強風の日にドアが急に開いてしまったとき
ぶつけられると、小さなへこみや塗装のはがれができることがあり、修理費は1〜3万円以上かかることも。
しかも、相手が気づかずそのまま去ってしまえば、誰がやったかも分からず、泣き寝入りになってしまいます。
当て逃げとはどんな違反?
当て逃げとは、車同士がぶつかった後、相手が連絡や報告をせずにそのまま逃げてしまうことです。
当て逃げは法律でも禁止されており、次のような罰則があります。
内容 | 詳細 |
---|---|
道路交通法違反 | 「報告義務違反」「救護義務違反」など |
刑罰 | 1年以下の懲役または10万円以下の罰金 |
行政処分 | 点数5点加算+免停の可能性 |
とくに無人の駐車中に車をぶつけられて、相手がそのままいなくなった場合は、証拠がないと泣き寝入りになる可能性があります。
駐車場で多いトラブル例
駐車中の車は、動いていないにもかかわらず多くのトラブルに巻き込まれます。よくある被害例を以下にまとめました。
よくあるトラブル
当て逃げ:駐車中にぶつけられ、逃げられる
こすられる:柱やカート、他車にボディをこすられる
イタズラ:鍵でひっかかれたり、タイヤをパンクさせられる
中でも特に多いのが「ドアパン」と「当て逃げ」で、修理代が高くつくのに、加害者が見つからず保険が使えないこともあります。
これらのリスクに備えるには、「証拠を残すこと」が非常に重要です。
そこで注目されているのが、サイドまで録画できるドライブレコーダーです。
ドアパン・当て逃げ対策に最も効果的な方法とは?
駐車中のドアパンや当て逃げは、自分ではどうしようもない事故がほとんどです。ですが、事前にしっかりと対策をしておくことで、被害を減らすことや、加害者を特定できる可能性が高くなります。
ここでは、最も効果的な対策と、あわせてやっておくと安心な方法を紹介します。
最優先は「録画証拠を残すこと」
ドアパンや当て逃げへの最大の対策は、「証拠を残すこと」です。
特に有効なのが、ドライブレコーダー(ドラレコ)での録画です。最近では、前方や後方だけでなく、車の横(サイド)まで映せるドラレコが増えており、駐車中に誰かがぶつけてもその様子を録画できます。
録画があるとこんなメリットがあります。
-
加害者の車種・ナンバーがわかる
-
保険会社や警察への証明になる
-
泣き寝入りを防げる
特に「駐車監視機能付き」のモデルなら、車が停まっている間でも録画が続くので、当て逃げへの対策に効果的です。
次に効果的な予防策とは?
録画以外にも、ドアパンや当て逃げを防ぐための「予防」も重要です。以下のような工夫が効果的です。
駐車時の工夫
-
できるだけ広い駐車枠を選ぶ(両隣に車がいない場所が理想)
-
壁際や端のスペースに止める(片側だけ空いていればリスク半減)
-
混雑する時間帯を避けて駐車する(特に土日の大型店舗)
相手に気を使わせるための工夫
-
車のボディを綺麗に保つ(傷つけたくないという心理を与える)
-
「録画中ステッカー」を貼る(心理的に抑止効果あり)
これらの対策を組み合わせることで、事故を未然に防げる可能性が高くなります。
物理的な対策グッズも紹介
録画や予防に加えて、物理的にドアパンをガードできるグッズもあります。代表的なものを表にまとめます。
商品名 | 特徴 | 値段の目安 |
---|---|---|
ドアプロテクター | 車の側面に貼るだけ。着脱可能 | 2,000~5,000円 |
磁石式ドアガード | マグネットでドアに装着できる簡単タイプ | 1,500~4,000円 |
フルカバータイプカバー | 車全体をカバーして傷防止 | 5,000~20,000円 |
ただし、走行中に使うのはNGなタイプもあるため注意が必要です。あくまで「駐車時限定」で使うものとして活用しましょう。
ドライブレコーダーでサイドは撮影できるの?
ドアパンや当て逃げの被害は車の側面(サイド)で起こることが多いですが、すべてのドライブレコーダーがサイドを撮れるわけではありません。ここでは、どのようなドラレコならサイドを撮影できるのか、わかりやすく解説します。
基本のフロント・リアカメラでは限界がある
市販されている多くのドライブレコーダーは、前方(フロント)カメラと後方(リア)カメラだけの「2カメラタイプ」が主流です。
タイプ | 撮影範囲 | サイドの撮影 |
---|---|---|
フロントカメラ | 運転中の前方映像 | 撮れない |
リアカメラ | 後方映像 | 撮れない |
2カメラ型 | 前後の映像を記録 | 側面はほぼ映らない |
つまり、このタイプでは横からのドアパンや当て逃げは記録できない可能性が高いのです。側面の事故対策をしたいなら、別のタイプのカメラが必要です。
360度カメラならドアパンも映せる
360度カメラタイプのドライブレコーダーなら、車の全方向(前後左右)を同時に録画できます。1台のカメラが車内からぐるっと見渡せるため、ドアパンや横からの当て逃げにも対応できます。
360度カメラの特徴
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車内中央(ルームミラー裏など)に設置
-
全天球レンズで前後左右+車内も撮影可能
-
駐車中の当て逃げ・いたずらの記録にも有効
ただし、360度カメラは映像のゆがみが出やすく、ナンバープレートがやや見えにくいこともあるため、映像の質を確認してから購入するのがおすすめです。
ミラー型ドライブレコーダーの特徴
最近人気なのがミラー型ドラレコです。これはバックミラー一体型のディスプレイになっており、ミラー自体がカメラとモニターの役割を果たします。
サイド撮影に対応しているタイプもあり、左右のカメラ(サイドカメラ)を追加で装着できるモデルなら、ドアパンにも対応できます。
ミラー型ドラレコのメリット
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車内がスッキリする
-
前方・後方・左右を一画面でチェックできる
-
モニターを消して通常のミラーとしても使用可能
サイドカメラ付きモデルなら、走行中だけでなく駐車中のトラブルにも対応可能で、より広い録画範囲をカバーできます。
サイドを撮影できることのメリットと注意点
サイドまで録画できるドライブレコーダーを使うと、ドアパンや当て逃げの証拠がしっかり残せるという大きなメリットがあります。
ただし、録画範囲が広がることで注意すべき点もいくつかあります。この章では、そのメリットとデメリットの両方をわかりやすく紹介します。
当て逃げの証拠が残せる
サイドカメラや360度カメラを使うことで、横からぶつけられた瞬間を録画できるようになります。これにより、相手の車種やナンバー、ぶつかってきた瞬間の様子が証拠として残せます。
【具体例】
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隣の車が勢いよくドアを開けてぶつけてきた
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バイクが車の横をこすって逃げた
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ショッピングカートが当たって傷がついた
これらの映像が残っていれば、警察や保険会社への説明がスムーズになり、修理費用の自己負担を減らすことができます。
駐車中のトラブルも録画可能
サイドカメラや360度カメラと「駐車監視機能」を組み合わせれば、停車中でも自動的に録画が始まるため、無人のときでも安心です。
【録画できるトラブル例】
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隣の車がこすって逃げる(当て逃げ)
-
子どもが自転車で車体を傷つける
-
イタズラで車を蹴られる・叩かれる
特にショッピングモールやマンションの駐車場では、防犯カメラが設置されていない場所も多く、自車のカメラが唯一の証拠になることもあります。
録画範囲が広い分バッテリーや容量に注意
サイドまで録画できるドライブレコーダーは便利ですが、そのぶん電力と記録容量を多く消費します。
【注意点まとめ】
項目 | 注意点 |
---|---|
電力消費 | 駐車監視中はバッテリーを使うため、長時間放置すると上がるリスクあり |
記録容量 | 画質が高いとSDカードがすぐにいっぱいになる(32〜128GB以上推奨) |
熱・気温 | サイドカメラが外付けの場合、夏の直射日光で壊れることも |
そのため、大容量SDカードの利用や外部バッテリー、定期的な録画チェックが必要になります。
どんなドライブレコーダーなら当て逃げを撮影できる?
「ドアパンされた!」「車に傷が!」と思っても、相手がその場からいなくなっていたら手がかりは“映像”しかありません。そんなとき、どんなドラレコを選べば当て逃げの瞬間をしっかり記録できるのか、ここでは3つのポイントに分けて詳しく紹介します。
駐車監視機能付きモデルがおすすめ
当て逃げの多くは、車を停めているとき=無人のときに起きます。そんな状況で活躍するのが「駐車監視機能付き」のドライブレコーダーです。
この機能があると、以下のような動作が可能です
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駐車中でも録画を続けてくれる
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衝撃を感知したときだけ録画をスタートする
-
動くものを検知して録画を開始する
特に、「衝撃検知+録画」があるモデルは、当て逃げに非常に有効です。
バッテリーが心配な場合は、車のバッテリーと接続して駆動するタイプや外部バッテリー対応モデルを選ぶとより安心です。
衝撃検知・動体検知の違いとは
「駐車監視」といっても、録画をスタートさせるタイミングの仕組みにはいくつか種類があります。それぞれの違いを簡単に表にまとめます。
検知方式 | 特徴 | 向いているケース |
---|---|---|
衝撃検知 | 車がぶつけられたときに録画開始 | ドアパンや当て逃げ |
動体検知 | 人や車の動きを検知して録画 | イタズラや車の周囲確認 |
常時録画 | 常に録画を続ける | 全方向の証拠を残したいとき |
衝撃検知は当て逃げ対策に最も適しています。
一方で動体検知は、イタズラや誰かが近づいたときの記録に有効です。両方の機能があるとより安心です。
常時録画とイベント録画の仕組み
ドラレコの録画方法は主に「常時録画」と「イベント録画」の2つに分かれます。
-
常時録画:エンジンONのときずっと録画し続ける
-
イベント録画:衝撃・動作を検知したときだけ自動で録画を開始
当て逃げ対策には「イベント録画+駐車監視機能」が最適です。なぜなら、常に録画しているとSDカードの容量がすぐいっぱいになるため、必要な場面だけ録画する方式の方が効率的だからです。
また、イベント録画の多くは録画前後数秒〜30秒ほどの映像も自動保存してくれるため、「ぶつけられる直前〜直後」までバッチリ記録できます。
実際に当て逃げ・ドアパンされた時の対応方法
いざ愛車に傷がついていたら、パニックになるかもしれません。でも、落ち着いて行動すれば、加害者の特定や保険適用も可能です。ここでは、当て逃げ・ドアパンに遭ったときに取るべき正しいステップを、わかりやすく解説します。
まずするべき初期対応
傷やへこみを見つけたら、以下の手順で冷静に行動しましょう。
初期対応の流れ
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その場から車を動かさない(ドラレコ録画や位置の証明に必要)
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傷や破損部分の写真を撮る(角度を変えて複数枚)
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周囲の防犯カメラの有無を確認
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近くに加害者車両がいないか探す
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目撃者がいないか聞いてみる
もしも自分のドラレコに記録されていそうな場合は、すぐに映像を確認して保存しておきましょう。上書きされる前に対応することが大切です。
警察や保険会社への報告方法
当て逃げやドアパンは、たとえ相手がわからなくても必ず警察へ通報してください。警察に届け出をしておかないと、保険が使えないことがあります。
警察への通報で必要な情報
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被害に気づいた日時と場所
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被害状況(写真や現場の情報)
-
ドラレコ映像があればその内容
警察は「物件事故扱い」として受理します。その後、保険会社にも連絡を入れ、「相手不明の事故」として処理を進めてもらいましょう。
保険会社に提出する際も、録画映像や写真、事故現場の地図などがあるとスムーズです。
ドライブレコーダーの映像を活かすには
せっかくドライブレコーダーがあっても、「撮れていたけどぼやけて読めない」「SDカードが古くて録画失敗」では意味がありません。以下のポイントを押さえておきましょう。
ドラレコ活用のコツ
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SDカードは定期的に交換(6〜12ヶ月で劣化します)
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ナンバーが見える画質(1080p以上)を選ぶ
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駐車監視中でも録画中ランプが点灯していると抑止力に
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撮影した映像は事故当日中に別端末にコピー保存
特に、ナンバーや人の顔がハッキリ映っていれば、警察や保険会社の対応も早くなります。
ドアパン・当て逃げ対策に強いドラレコの選び方
すべてのドライブレコーダーがドアパンや当て逃げの対策に適しているわけではありません。録画範囲や機能、画質、駐車中の監視性能など、注目すべきポイントがあります。ここでは、どんな機種が最適なのか、選ぶときの比較ポイントをわかりやすく解説します。
360度録画 vs サイドカメラ付き
側面まで録画したい場合は、「360度録画タイプ」か「サイドカメラ付き」のどちらかを選びます。それぞれにメリット・デメリットがあります。
タイプ | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
360度カメラ | 車内から全方向を1台でカバー。設置が簡単 | 取り付けに慣れていない人 |
サイドカメラ付き | 外付けカメラで車の両側をしっかり記録 | 高画質・明瞭な映像が欲しい人 |
360度カメラは死角が少なく、取り付けも簡単。ただし、ナンバーが歪んで映ることもあるため、より正確な映像を求めるならサイドカメラが別に付いたモデルがおすすめです。
バッテリーと録画時間を比較しよう
サイドまで録画するには、電力と保存容量がより多く必要になります。以下の2点に注目して選びましょう。
駐車監視中の電源確保方法
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常時接続タイプ(車のバッテリー直結):録画時間が長く安定性◎
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内蔵バッテリータイプ:簡単だが録画可能時間は数時間程度
録画時間を左右する要素
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SDカード容量(最低でも32GB、できれば64〜128GB)
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画質(フルHD以上は映像が重い)
駐車監視を長時間使いたい人は、常時接続と大容量カード対応モデルを選ぶのが理想です。
夜間性能・ナンバーの読み取り精度も重要
当て逃げは夜間や暗い駐車場でも発生しやすいため、夜間の映像が鮮明かどうかも非常に重要です。
夜間性能で見るべきポイント
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「ナイトビジョン」機能:暗所でも明るく撮れる
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「HDR/WDR機能」:明るさのバランスを自動調整
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レンズの明るさ(F値):F1.8以下が目安
ナンバーを読み取りやすいか?
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画質はフルHD(1080p)以上推奨
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LED信号機との相性もチェック(全国対応モデル)
「夜間でもナンバーがハッキリ映るか?」は、警察に証拠提出する際の最重要ポイントです。
おすすめのドライブレコーダーを比較
ドアパンや当て逃げの対策に役立つドライブレコーダーは、さまざまなメーカーから販売されています。
ここでは、「サイドカメラ搭載モデル」「360度カメラモデル」「コスパ重視モデル」の3つのタイプに分けて、おすすめ機種の特徴と違いを比較します。
サイドカメラ搭載おすすめ機種
サイドカメラ付きモデルは、車の左右に外付けカメラを設置して、ドアパンやすれ違いの接触もクリアに録画できるのが特徴です。
✅おすすめモデル例(※実在製品ベースで紹介)
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【コムテック HDR360GW】
リンク-
フルHD録画+左右カメラ対応
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駐車監視(最大12時間)
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LED信号対応・夜間補正あり
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【KENWOOD DRV-MR870】
リンク-
前後+サイドの3カメラ
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ナンバー認識力が高い
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SDカードエラー通知機能付き
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はっきり映像を残したい人、事故時にナンバーまで記録したい人におすすめです。
360度カメラモデルおすすめ機種
360度タイプは、車内の中央から車の周囲を1台でぐるっと録画できるのが魅力。設置が簡単で、死角も少なく、駐車中の全方位監視が可能です。
✅おすすめモデル例
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【ユピテル Q-21】
リンク-
360度+リアカメラ
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HDR搭載で夜間もくっきり
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駐車中も衝撃検知で録画
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【セルスター CS-91FH】
リンク-
日本製で高品質
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駐車監視用バッテリーに接続可能
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音声録音機能も高性能
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設置の手軽さを重視する方、1台で全方位カバーしたい方におすすめです。
コスパ重視タイプとの違い
安価なドラレコも多く出回っていますが、ドアパン・当て逃げ対策には不十分なケースが多いです。以下に違いをまとめます。
比較項目 | コスパモデル | 高機能モデル(サイド/360度) |
---|---|---|
撮影範囲 | 前後のみ | 前後+左右または全方向 |
夜間性能 | 弱い | 明るさ補正機能あり |
駐車監視 | 簡易的 | 衝撃+動体検知付きが多い |
信頼性 | 安定性に不安あり | 国産ブランドは安定感◎ |
「ただ安いだけ」で選ぶと、いざという時に録れていない…というリスクが高いので注意が必要です。
サイドが撮影できるおすすめドライブレコーダー10選
サイドが撮影できるおすすめのドライブレコーダー10選を紹介します。
ULOPOPタッチスクリーンサイドカメラ モニター セット
【左折・右折・巻き込み等の死角をカバーするサイドカメラシステム】 左/右カメラの2つの映像を同時に映し出せる為、死角になりやすい左右後方をモニターで確認し安全運転をサポートします。
ユピテル 全周囲360°ドライブレコーダー marumie(マルミエ) SN-ST7710AI
全周囲360°記録、「あおり運転」「強引な割り込み」「側面の当て逃げ」なども記録。人検知A.I.搭載。車両周辺の人を検知することで徐行時の運転サポートや駐車中のイタズラ監視を行います。駐車監視標準装備、追加オプション不要。自動で駐車監視モードに切替え。別売オプション 接近検知マイクロ波センサー対応。
電子サイドミラー ドライブレコーダー サイドカメラ サイドモニター
2台のカメラを利用し、車両のサイドの視野を補助できるカメラ+ドラレコのセット。
右左折時の巻き込みの防止や駐車時の周囲の確認に役立ちます。
接近した車や歩行者にアラートでお知らせします。
アラート範囲設定、カメラの画角調整機能あり
Antion サイドカメラ フロント/バックカメラ兼用
高画質CCDレンズ搭載され、暗い駐車場でもはっきり見えます。ナイトビジョンカラーカメラで暗視に強いです。
配線を切断することで、ガイドライン有り/無し、正/鏡像切り替えを自由にできます。
ADINKAM ドライブレコーダー ミラー型 Mstarチップ Sony
Mstarチップは高度な統合性と強力な機能を備えており、幅広いアプリケーション・シナリオで安定した性能を発揮します。ドライブレコーダーミラー型にはWiFiが内蔵されており、AndroidとiOSの両デバイス用のアプリをサポート。
Antion 5インチモニター 2個サイドカメラセット AHD IPS液晶モニター
録画機能が装備し、二個のカメラの映像をいつでも確認できます。モニターに2画面同時表示できます。5種類の表示モードがあります。カメラ1とカメラ2は別々に録画(画面と音声)できます。ご注意:メモリーカードは別途購入が必要です。
電子サイドミラー ドライブレコーダー 1080p FullHD サイドカメラ
2画面ドラレコ+サイドカメラ 両サイドセット
2台のカメラを利用し、車両のサイドの視野を補助できるカメラ+ドラレコのセット。
右左折時の巻き込みの防止や駐車時の周囲の確認に役立ちます。
ドライブレコーダー WHSR-S100 Bタイプ サイドカメラ ドアトリム曲面設置用 2カメラ スマートレコ
明るさ補正機能 STARVIS・WDRと、本体の明るさ補正機能の両方で、補正を行います。
ケンウッド outdoor ドライブレコーダー DRV-CW560-K 360°撮影対応
業界最高の解像度でクルマの周りの状況を360°高精細に記録が可能
高感度「starvistm」センサーを搭載し、夜間やトンネルなどの暗いシーンも高画質な録画が可能
バックカメラモニターセット 7インチ 1080P 200W画質 120°広角
ワイヤレスリモコンで7インチバックカメラモニターに単画面、2画面、4画面分割と多様化な表示モードを簡単に切り替えることができます。トラック、大型車にも取り付け可能です。一方、バック連動だけではなく、常時画像が映り、リアルタイム監視の機能として使用いただけます。
取り付け方法と注意点
ドライブレコーダーは、正しく取り付けないと録画できていなかったり、録画範囲がズレたりすることもあります。特にサイドカメラや360度タイプは取り付け位置が重要です。この章では、自分でできるか、業者に頼むべきかなどを含めて解説します。
自分で取り付ける?業者に頼む?
ドライブレコーダーは、フロントカメラだけなら自分でも取り付け可能です。ただし、サイドカメラや駐車監視機能を使う場合は専門知識が必要になることもあります。
取り付けタイプ | 難易度 | おすすめ対象 |
---|---|---|
フロントカメラのみ | 簡単(電源はシガーソケット) | 初心者向け |
前後2カメラ | やや難(リアの配線が必要) | 慣れている人 |
360度/サイドカメラ付 | 難しい(内装の中に配線) | 業者に依頼が安心 |
配線が目立たず、確実に動作させたいならカー用品店での取り付けがおすすめです(工賃は5,000〜20,000円程度が目安)。
設置ミスで録画範囲が狭まることも
ドライブレコーダーは、取り付け位置が数cmズレるだけで録画できる範囲が大きく変わります。また、フロントガラスの上部に貼るのが一般的ですが、車検に通らない位置に貼ってしまうと問題になることも。
設置ミスによるトラブル例
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カメラが天井を映していて前方が映らない
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角度がズレていて相手のナンバーが写っていない
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リアカメラがガラスの色で暗くなってしまう
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サイドカメラの配線がドアで断線
設置前には仮固定して映像チェックを行いましょう。角度調整ができるモデルも多いので、ナンバーがしっかり映るように設定するのがポイントです。
配線と駐車監視の設定ポイント
駐車監視を有効にするには、電源の取り方と設定項目のチェックが重要です。
✅ 駐車監視のための配線方法
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シガーソケット給電タイプ:簡単だがエンジンOFFで停止
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ヒューズボックス接続タイプ:エンジンOFF後も監視可能
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専用バッテリー接続タイプ:長時間監視が可能、電圧保護も◎
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✅ よくある設定項目
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駐車監視のON/OFF切り替え
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衝撃感度(強/中/弱)
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録画時間の設定(例:1分/3分)
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設定を忘れると録画されていないケースもあるので、購入後に必ず一度マニュアルを確認しましょう。
まとめ|しっかり対策して安心のカーライフを
ドアパンや当て逃げは、どれだけ注意していても突然起こるトラブルです。ですが、ドライブレコーダーでサイドもしっかり撮影できれば、証拠を残して泣き寝入りを防ぐことができます。ここでは、記事全体のポイントを3つに絞って振り返ります。
録画+予防のW対策が鍵
どれだけ高性能なドラレコを使っていても、ぶつけられないことが一番の理想です。
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録画=証拠を残す防御策
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予防=ぶつけられにくくする工夫
この2つを組み合わせることで、被害のリスクをグッと下げられます。
【W対策例】
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録画中ステッカーを貼る
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広い場所に駐車する
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サイド録画+駐車監視機能を使う
最新ドラレコで安心感アップ
最近のドラレコは、360度カメラやサイドカメラ、夜間補正、駐車監視など進化が著しいです。これらの機能をうまく活用すれば、「もしも」のときにしっかり対応できます。
ドラレコ選びで迷ったら、以下の点を意識しましょう。
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サイドも撮れるか(360度 or サイドカメラ)
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駐車中も録画できるか
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ナンバーが見える画質か(フルHD以上)
もしもの時の証拠があなたを守る
「ちょっとした傷だから…」と放置すると、後々トラブルになることもあります。だからこそ、ドライブレコーダーは“クルマの保険”のような存在です。
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録画があれば警察も動きやすい
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保険会社への説明もスムーズ
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自分を守るだけでなく、周囲への抑止力にもなる
安心・安全なカーライフのために、今こそ“サイド録画対応ドラレコ”を取り入れてみませんか?
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