無線マウスが動かない時の原因と接続方法&選び方を徹底解説

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目次

無線マウスとは?基本の仕組みと種類を解説

無線マウスは、ケーブルなしでパソコンとつながる便利なマウスです。接続の仕組みや種類によって特徴が違います。
ここではまず、有線マウスとの違いや、接続方法の種類についてやさしく解説します。

無線マウスと有線マウスの違いとは

無線マウスはコードがなく、スッキリとした見た目で持ち運びにも便利です。一方、有線マウスはUSBケーブルでつなぐため、接続の安定性が高いという特徴があります。

項目 無線マウス 有線マウス
接続方法 Bluetooth/USBレシーバー USBケーブル
見た目 ケーブルがない ケーブルがある
メリット 持ち運びやすい/机がスッキリ 安定性が高く遅延が少ない
デメリット 電池が必要/接続トラブルあり ケーブルが邪魔になることも

Bluetooth接続とUSBレシーバー接続の違い

無線マウスには大きく分けて2種類あります。

1つは「Bluetoothタイプ」。もう1つは「USBレシーバータイプ」です。

  • Bluetoothタイプ:パソコン側にBluetooth機能があれば使えます。レシーバー不要でスッキリ。

  • USBレシーバータイプ:マウスとセットの小さな受信機(レシーバー)をUSBポートに挿して使います。

Bluetoothは便利ですが、パソコンに機能がないと使えないので、事前に確認が必要です。

ノートパソコンにおすすめな理由

無線マウスはノートパソコンと相性バツグンです。

理由は次の3つ

  • ケーブルがなく、カバンに入れてもからまらない

  • USBポートが少ないノートPCでもBluetooth接続なら端子を節約できる

  • コンパクトなモデルが多く、持ち運びやすい

特に外出先での作業やカフェなどで使う人には便利なアイテムです。

無線マウスの正しい接続方法

無線マウスは便利ですが、最初の接続に少しだけコツがいります。ここではBluetoothタイプとUSBレシーバータイプ、それぞれの接続手順をくわしく紹介します。

Bluetoothマウスの接続手順

  1. マウスの電源をONにし、ペアリングモードにします(説明書に方法あり)

  2. パソコンの「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「Bluetooth」を開く

  3. 「新しいデバイスを追加」からマウスを選び、接続

※Bluetoothが見つからない場合は、パソコンが対応していない可能性があります。

USBレシーバー式の接続手順

  1. パソコンのUSBポートにレシーバーを差し込む

  2. マウスの電源をONにする

  3. 数秒〜数十秒で自動的に認識され、すぐ使えるようになります

専用ドライバのインストールが必要な場合もあるので、説明書は確認しましょう。

WindowsとMacでの設定の違い

  • Windows:ほとんどの無線マウスが自動認識。ドライバも自動インストールが多いです。

  • Mac:Bluetooth対応マウスは「システム設定」→「Bluetooth」から手動接続が必要。USBレシーバーは種類によって対応しないこともあります。

メーカーの公式サイトで「Mac対応」と書かれているかチェックしましょう。

無線マウスが動かないときの原因と対処法

「無線マウスが急に動かない!」そんなときは焦らず、原因をひとつずつチェックしていくことが大切です。よくある3つの原因を紹介します。

電池切れや電源スイッチの確認

意外と多いのが「電池切れ」や「電源の切り忘れ」です。

  • 電池を交換または充電してみる

  • 電源スイッチがONになっているか確認

  • LEDランプが点灯しているかチェック

少しでも反応があれば、電源は届いています。反応が全くないときは、新しい電池に替えましょう。

USBポートやレシーバーの問題

  • USBレシーバーを別のポートに差し替えてみる

  • レシーバーにホコリがついていないか確認

  • 他のUSB機器との干渉がないか見てみる

パソコンのUSBが物理的に壊れている可能性もあるので、他の機器が動くかも確認してみてください。

パソコンの設定やドライバーの不具合

  • デバイスマネージャーで「マウス」の項目を確認

  • 「!」や「?」マークが出ていればドライバ不良の可能性あり

  • ドライバを削除して再起動すると、自動で再インストールされる場合もあります

パソコン初心者の方は、ドライバ関連の作業は慎重に行いましょう。

すぐにできる!無線マウスのトラブル対策5選

無線マウスが動かないときでも、簡単な対策で解決できることが多いです。ここでは、特別な知識がなくても自分でできる5つの方法をご紹介します。

再起動してみる

一時的なエラーはパソコンを再起動することで直る場合があります。特にソフトの更新や設定の変更後は再起動が有効です。

  • まずはマウスを一度OFFにしてからパソコンを再起動

  • 再起動後にマウスの電源をON

  • 接続が自動で回復するか確認

思った以上に効果がある基本の対策です。

他のUSBポートに差し替えてみる

USBレシーバータイプのマウスなら、USBポート自体の不具合も考えられます。

  • パソコンの別のポートにレシーバーを差し替えてみる

  • 前側と後ろ側でポートの反応を比べてみる

  • 一時的に認識されないだけのこともあります

これだけで直るケースは意外と多いです。

BluetoothのON/OFFを切り替える

Bluetoothタイプの場合は、接続がうまくいっていないことがあります。

  • パソコンの「設定」→「Bluetooth」を開く

  • Bluetoothを一度OFFにしてからONに戻す

  • 再度、マウスとのペアリングを試す

「デバイスの削除」→「再登録」も効果的です。

マウスを別のパソコンで試す

マウス側に原因があるかを調べるには、別のパソコンに接続してみるのが一番です。

  • 家族や友人のパソコンを使って試す

  • それでも動かないならマウス本体の故障の可能性大

  • 動けば、元のパソコン側の問題

トラブルの原因を絞り込むのに便利です。

ドライバーを再インストールする

Windowsではドライバーがうまく動かないとき、再インストールで改善することがあります。

手順(Windowsの場合)

  1. 「スタート」→「デバイスマネージャー」を開く

  2. 「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開

  3. マウス名を右クリック→「デバイスのアンインストール」

  4. パソコンを再起動すると、自動で再インストールされます

難しそうに見えますが、操作は数分で完了します。

NECノートパソコンで無線マウスを使うポイント

NECのノートパソコンはモデルによって仕様が異なります。Bluetoothの有無やポートの位置に注意が必要です。安心して使うためにチェックすべき3つのポイントを紹介します。

Bluetooth対応機種か確認する方法

Bluetoothマウスを使いたい場合は、パソコン本体が対応しているか確認する必要があります。

確認方法

  • Windowsの「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」でBluetoothの項目があるか確認

  • なければ、Bluetooth非対応(USBマウス推奨)

  • NEC公式サイトや取扱説明書でも確認できます

非対応の場合は、USB接続タイプを選びましょう。

NECパソコンにおすすめのマウスは?

NEC製パソコンは特別な規格ではないため、市販のほとんどの無線マウスに対応しています。ただし、以下のような特徴を持つ製品が相性◎です。

  • USBレシーバータイプ(確実に接続可能)

  • コンパクトサイズ(NECの小型ノートにピッタリ)

  • 静音ボタン(図書館・カフェでの使用に便利)

NEC公式ページで推奨されている製品もチェックすると安心です。

接続できないときのNEC特有の注意点

NEC製PCでは「アプリガード」やセキュリティソフトが干渉していることがあります。

  • 常駐アプリがBluetoothの通信をブロックしている

  • 電源管理設定でUSBポートが自動停止している

  • BIOS設定がUSB制御に制限をかけている場合も

不安なときは「NEC サポートサイト」内で該当機種のFAQを検索してみましょう。

無線マウスの選び方|失敗しないポイント

無線マウスには多くの種類があります。どれを選べばいいか迷ってしまう方へ、後悔しないための選び方を3つの視点で解説します。

使いやすい形と大きさで選ぶ

手の大きさや使う姿勢によって、適したマウスの形は異なります。

  • 小さめ:持ち運びやすくノートPC向き

  • 大きめ:手にフィットして長時間操作しやすい

  • エルゴノミクス形状:疲れにくいデザイン

実店舗で一度握ってみるのもおすすめです。

持ち運びやすいかどうかをチェック

外出先で使うなら、以下のポイントもチェックしましょう。

  • 軽量タイプ(70g以下が目安)

  • USBレシーバーを本体に収納できるタイプ

  • ケース付きだとバッグの中で壊れにくい

ビジネスや学生の持ち歩きに最適な条件です。

電池式か充電式かの違い

無線マウスは、電源の取り方にも違いがあります。

種類 特徴
電池式 単三や単四電池で動く/交換が簡単
充電式 USBで充電/軽量モデルが多い/環境にやさしい

使用頻度が高いなら充電式、たまに使うなら電池式もおすすめです。

おすすめの無線マウスメーカー3選

無線マウスはさまざまなメーカーから発売されています。ここでは、初心者にも使いやすく、評判の良い3つのメーカーを紹介します。使い方や予算に合わせて選びましょう。

バッファロー:安くてシンプル

バッファローは、日本の有名なパソコン周辺機器メーカーです。無線マウスも1,000円台から買えるものが多く、コスパが良いのが特長です。

  • 単三電池1本で長時間使えるモデルが多い

  • 操作がシンプルでパソコン初心者にも最適

  • Amazonや家電量販店で入手しやすい

とにかく「安くてすぐ使いたい人」におすすめです。

エレコム:デザイン重視派に人気

エレコムも日本のメーカーで、オシャレなデザインやカラーバリエーションが豊富です。

  • カラフルでかわいいモデルが多い

  • 手の小さい人向けのコンパクトサイズも展開

  • 音が静かな「静音マウス」シリーズが人気

女性や学生、見た目にこだわりたい人にぴったりです。

ロジクール:性能と信頼性で選ばれる

ロジクール(Logicool)は、世界的にも有名なスイス発のブランドです。少し高めのモデルもありますが、性能と耐久性に優れています。

  • マルチデバイス対応(1つでPC・タブレットなど)

  • 高速スクロール機能や充電式モデルもあり

  • 長時間の使用でも手が疲れにくい設計

パソコン作業が多い人や、ワンランク上を求める人におすすめです。

おすすめの無線マウス10選

使いやすくておすすめの無線マウス10選を紹介します。

HP マウス 静音クリック BlueLED 無線 ワイヤレス

マウスパッド無しでも快適に動作するHP Blue Optical Technology採用
人間工学に基づいた設計により疲れにくく、1日中快適に使用できます。

ロジクール MX MASTER3s アドバンスド ワイヤレス

超高速スクロールホイールを搭載したMXシリーズの高機能ワイヤレスマウスが静音モデル&8000dpiの高トラッキング精度にパワーアップして登場!
BluetoothまたはLogi Boltで接続/接続の安定性とセキュリティ精度が向上 ※Logi Boltレシーバーは同梱されています/Unifying非対応

バッファロー マウス 無線 ワイヤレス 5ボタン

【対応機種】USB Type-A端子をもつパソコン,タブレット,ゲーム機
最大10mの操作距離を実現する2.4GHzワイヤレス

Nulea M501 ワイヤレス トラックボール マウス 充電式 大容量バッテリー内蔵

【エルゴノミクスデザインとスムーズな親指操作】 Nuleaトラックボールを使ってカーソルを動かし、手首や腕を動かす必要はありません。精密でスムーズな親指操作で筋肉の負担を軽減し、自然な手のひらの角度で一日中快適に使用できます。

Logicool G ワイヤレス ゲーミングマウス G703h

【Logicool G G703h ワイヤレスゲーミングマウス】人の手の形に合わせて成形されるエルゴノミクスデザインのG703hは旧製品G703/G703dと比べて、最新のHERO 25Kセンサーにアップグレードされ、107gから95gまでに軽量化と32時間から60時間までバッテリー駆動時間になり、よりパワーフルより軽量に実現した。

UGREEN 2.4G マウス ワイヤレス 縦型 人間工学マウス

人間工学に基づいたデザイン: UGREENの縦型マウスは、手の自然な湾曲に合わせた人間工学に基づいた形状で、快適で疲れにくいグリップを提供します。

Perixx PERIMICE-813B エルゴノミクスマウスマルチデバイス

【人間工学】PERIMICE-813は右手用の2イヤレス垂直型エルゴノミクスマウスです。アクセスしやすい6個のボタン搭載。人間工学に基づいた設計。

バッファロー BUFFALO 無線 BlueLED

単3電池1本で3年使える長寿命マウス
快適操作を実現するカーソル速度切替ボタン搭載

Anker 2.4G ワイヤレスマウス

人間工学に基づいたデザイン:最も疲れにくい「握手の角度」での操作が可能で、手首や腕への負担を軽減します。

ECHTPower エルゴノミクスマウス ワイヤレス 縦型 無線2.4GHz 静音

【人間工学に基づいた設計】ECHTPower縦型エルゴノミックスマウスは、手首のひねりと筋肉のストレスを軽減し、自然な角度で握ることができ、長時間使用することによって引き起こされる手首の痛みを効果的に改善できます。

複数台で無線マウスを使う方法とは?

最近の無線マウスの中には、1台で複数のパソコンやタブレットと使える便利なモデルがあります。ここではその使い方と注意点を紹介します。

ペアリングの切り替え方

マルチペアリング対応のマウスなら、ボタンひとつで接続先を切り替えられます。

  • 例えば「1:ノートPC」「2:タブレット」「3:デスクトップ」と設定可能

  • 切り替えボタンを押すだけで簡単に接続変更

  • Logicool製マウスなどで対応モデル多数

外出先と自宅で同じマウスを使いたい人に便利です。

2台同時接続は可能?

基本的に無線マウスは同時に2台のパソコンで動かすことはできません

  • 同時操作は不可(電波がぶつかる)

  • ただし、切り替え操作により使い分けは可能

  • ソフトウェアで切り替えを自動化できるものもあります

「1台のマウスで2台操作」ではなく、「順番に使う」と考えましょう。

1台のレシーバーで複数マウスは使える?

通常は、1つのUSBレシーバーに対して1台のマウスが対応です。

ただし、ロジクールの「Unifyingレシーバー」などを使えば、複数のデバイス(マウス+キーボード)を1つのレシーバーで接続できます。

  • 対応製品同士であればOK

  • ドライバ「Logi Options+」で設定が可能

  • デスク周りをスッキリさせたい人におすすめ

無線マウスに関するよくある質問

無線マウスを使っていると「これってどうなの?」という疑問が出てきます。ここではよくある3つの質問にわかりやすく答えます。

電池の交換タイミングは?

電池式マウスの交換タイミングは「カーソルの動きが遅くなる」「接続が不安定になる」といった症状で気づくことが多いです。

  • 一般的には1〜3か月に1回程度が目安

  • 長寿命タイプなら半年以上持つことも

  • 使用頻度が多い人は早めに交換を心がけましょう

LEDがチカチカ点滅する場合も、電池切れのサインです。

レシーバーを失くしたときの対処法

レシーバーがないと使えないタイプのマウス(USB接続)は、基本的にレシーバー単体での販売はありません

  • 同じモデルのレシーバーを再購入しても使えないことが多い

  • 紛失の可能性がある人は、Bluetooth接続タイプを選ぶのが安心

  • ロジクールの「Unifying対応」ならレシーバーの買い直しもOK

最初にレシーバーを収納できるマウスを選ぶのが予防策になります。

無線より有線のほうがいいって本当?

それぞれメリット・デメリットがあり、「どちらがいいか」は使い方によります。

タイプ 向いている人
無線 外出先やリビングで使いたい人
有線 遅延ゼロで安定した操作が必要な人(ゲーム・編集作業)

最近は無線でも遅延がほとんどない製品もあるため、日常使いには無線がおすすめです。

まとめ|無線マウスの使い方と選び方をマスターしよう

無線マウスは、配線がなくてスッキリ使える便利なアイテムです。正しく選び、きちんと設定すれば、学校や仕事、趣味の時間ももっと快適になります。ここでは、この記事で解説した内容の中から特に大切な3つのポイントをまとめます。

接続方法を覚えればカンタン

無線マウスには「Bluetooth接続」と「USBレシーバー接続」の2種類があります。それぞれの手順を知っておけば、どちらのタイプも難しくありません。

  • Bluetoothタイプ:ペアリング設定が必要ですが、USBポートを使わずに接続できます。

  • USBレシーバータイプ:受信機を差すだけで自動でつながるものが多く、初心者でも安心。

どちらも一度つなげば、次回からは自動で認識してくれるので手間もかかりません。

動かない時は原因を一つずつチェック

マウスが反応しない場合も、すぐに壊れているとは限りません。多くの場合、簡単な原因で解決できます。

  • 電池切れや電源OFFになっていないか?

  • USBポートやBluetoothが正しく動いているか?

  • パソコンのドライバや設定が原因でないか?

このように、1つ1つ順番に見ていけば、初心者でも自分でトラブル解決できることが多いです。

自分に合ったマウスで快適に使おう

無線マウスを選ぶときは、使う場所や手のサイズ、目的に合ったものを選ぶことが大切です。

  • 家で使うなら大きめ&充電式

  • 外出先では軽くてコンパクトなもの

  • 勉強や仕事で使うなら静音タイプもおすすめ

また、バッファロー、エレコム、ロジクールなど、信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、長く快適に使えます。

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